韓国芸能事務所の元マネージャーが語るサセンファンエピソード

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

24時間、アイドルのために頑張っているアイドルのマネージャー!

性別・年齢・学歴に関係なく誰でもやる気と体力があれば出来る仕事らしいけど、その分、辛いこともたくさんあるそうです。

有名アイドルを担当していた元マネージャーが語る、マネージャー生活とサセンファンの恐ろしいエピソードを紹介します。

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7人組アイドルグループのマネージャーをやっていたワンさん

 

(右側がマネージャーをやっていたワン・ドンウクさん)

 今回、マネージャー生活とサセンファンについて語ってくれたのは29歳で今は会社員をやっているワン・ドンウクさんです。

ワン・ドンウクさんは韓国のYouTubeチャンネル”HYOKKEUM TV”に出演して、マネージャー時代について語ってくれました。

ワン・ドンウクさんはなぜアイドルグループのマネージャーになっていたのでしょうか。

「マネージャーになった理由は、正直に言って好奇心です。アイドルはどんな人で、テレビ局はどんなところで…普通の人は経験出来ないじゃないですか。アイドルマネージャーになったらその人たちを近くで見れるかなという好奇心でした。マネージャーをやったのは全部合わせて1年ほどです。」

ちなみにワン・ドンウクさんはいわゆる3代事務所(SM、YG、JYP)所属の7人組の男の子アイドルグループのマネージャーだったそうです。

3代事務所の7人組って…?!何となく想像出来ますけど、時期も分からないですしね。

詮索するのはやめておこうと思います(笑)

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マネージャーが語るサセンのエピソード

 

ワンさんが担当していたアイドルは相当、人気が高かったグループみたいです。

韓国だけではなく、海外にもしょっちゅう行ってたし、イベントもたくさん開いていました。

そして人気が高かった分、アイドルに付きまとうサセンの存在もあって、そのエピソードを語ってくれました。

 隠し撮りするサセン

 

「記憶に残っているのはサイン会の時です。海外でのスケジュールだったんですけど。男性で外国人のファンだったのですが、誰がどう見ても変な眼鏡だったんです。眼鏡が妙に大きくておかしいんですよ。そんな人に限ってまた行動とかが不自然で。実はそれ眼鏡の中にカメラが隠されていたんです。」

「幸い事前に発見して措置を取りました。こういうことがしょっちゅう起こるんですよ。こんな時はボディーガードの方たちが措置を取ってくれます。」

えぇぇぇぇ隠し撮りがしょっちゅう起きるだなんて。

好きなアイドルに会いに行くのに、なぜそのようなことをしてしまうのでしょうか…

でもここからの話を聞くと、隠し撮りなんてかわいいもんかもと思ってしまいます。

飛行機を一緒に乗ってしまうサセン

 

「私が担当した子たちは本当に海外スケジュールが多かったです。アイドルはビジネスクラスを乗るのですが、ビジネスクラスも座席は2つずつくっついてますよね。そこにメンバーが並んで座ったり、マネージャーとかチーム長が座ったりします。」

「そんなビジネス席にかならずいる人がいたんです。最初はファンだとは気づかず、旅行客だと思ってたんですが、オーストラリアに行く時も、アメリカに行く時も…同じ人がいました…。」

まさか…いつも同じ飛行機に乗って来る人がファンだったってこと?!?!?

「本当に鳥肌立ったのが、お金もお金なのですが、その人がどうやって情報を得たかなんです。飛行機のスケジュールとか席の位置とか、それが本当におかしくて。しかも7人のうちに自分が好きなメンバーの近くにかならず座るんです。」

情報をどこから得たのか本当に怖いですよね。

アイドルの飛行機のスケジュールをどうやって手に入れたのか…

「アイドルは本当に休む時間がないんです。寝る時間もないし。寝れるのは移動時間だけです。移動時間にやっと寝れるってことなのに、ファンがいるとプレッシャー感じちゃいますよね。」

飛行機に勝手について乗るとか、もはやファンとは言えない気がしますが、みなさんどう思いますか。

そういった間違った行動に対して何も言えないアイドルもかわいそうだなと思います。

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過酷すぎるマネージャー生活

 

引き続き、ワンさんはマネージャー生活について語ってくれました。

アイドルと24時間一緒に行動するマネージャーはどんな働き方をしているのでしょうか。

「ぶっちゃけ、ほとんど休みがありませんでした。メンバーによってマネージャーの数も変わるので、そのマネージャーたちが代わる代わる休んだりはするんですけど、それも車の中で仮眠を取るくらいです。マネージャーになったら本当に寝れないんです。一日に4時間、3時間、2時間とか‥」

え、4時間って…3時間って…2時間って…そんな生活出来るんですか?!?!

「自分の生活もないんです。今は会社員なんで出勤したら退勤するし、疲れたら家帰ってすぐ寝たりも出来ますよね。でもマネージャーは24時間、アーティストと一緒なので休みもないし、自分の時間がないんです。」

確か韓国のアイドルグループには宿舎で一緒に住みながら生活するマネージャーもいます。

もしそんな生活をしたというなら、マネージャーは退勤がない生活ですよね。

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マネージャーになりたい人にアドバイス

 

最後にワンさんは、マネージャーになりたい人のために、マネージャーの採用プロセスについて教えてくれました。

「採用サイトで応募して、書類が通ったら1次面接を受けて、その後は役員による2次面接があります。私が感じたのは、長くやれる人を選んでいる印象でした。マネージャーという職業は本当に入れ替わりが激しいんです。平均的に(勤続年数が)6カ月だって聞きました。長く続けられて責任感のある人が採用されると思います。」

採用サイトから応募って意外と普通ですね(笑)

この話を聞いて韓国の採用サイトを見てみたら、確かにマネージャーを募集している会社がありました。

「マネージャーの仕事のメリットは、一生、経験出来ないことを経験して、経験出来ない場所に行くことが出来るということです。芸能人見たいという好奇心で始めてはいけません。想像するのと全然違う職業だし、芸能人にとっても(好奇心で入る)人は必要ないんです。好奇心よりは芸能人が頼れる人、芸能人のために何かやってあげられる人が大事です。何より運転が上手いのが重要ですね(笑)」

自分は好奇心で始めたけれど、やっぱ好奇心だけじゃ続きませんと語ってくれたワンさん。

アイドルを見てみたいという生半可な気持ちでやるにはかなりきつい仕事なんだなぁと思いました。

引用:

 

※画像:

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