複雑なNCTシステムをわかりやすく解説

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

SMエンターテインメントのアイドルグループのNCT!

東方神起やSHINee、EXOらと違って、グループのメンバーが決まっていたり決まっていなかったり…ユニットで活動しているのが特徴です。

今回はNCTのユニットシステムについて説明したいと思います。

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目次

SMエンターテイメントのNCTをわかりやすく解説

NCTとは

NCTは2016年1月にそのコンセプトが明らかになったSMエンターテインメントの新しい概念のアイドルグループです。

2016年1月のイ・スマン代表が発表した内容によると、NCTはNeo Culture Technologyの頭文字をとった言葉で、SMが初めてトライするシステム。

グループメンバーの制限がなく、新しいメンバーをいつでも迎えることができる、‘開放性’と‘拡張性’を持っているのが特徴だそうです!

これが続くとなると、NCTというブランドで、世界の各地域で活躍するグループが生まれる可能性もあります。

日本だとAKBが東京なら大阪がNMB、博多はHKTなどの名前で展開されますがK-Pop界ではとても画期的なことでした。

NCTの一部のメンバーは2013年12月に公開されたSMの練習生プロジェクトSM Rookiesを通じて紹介されていて、NCTブランドとしての初めてのデビューは2016年4月に音楽番組に出演したNCT Uになります!

NCTユニット(1)、 NCT U

2016年4月に、NCTブランドの中では最初にデビューしたユニットがNCT Uです。

Uはユニット(UNIT)のUで、メンバーが決まっているわけではなく。

歌のコンセプトに合わせて自由なメンバーの組み合わせが可能なユニットです。

これまで参加したメンバーは…

テイル、テヨン、ドヨン、テン、ジェヒョン、マーク、ウィンウィン、ルーカス、ジョンウ、ヘチャン、ジェミン、ショウタロウ、シャオジュン、ユウタ、チョンロ、クン、ロンジュン、ヘンドリー、ヤンヤン、ジェノ、ソンチャン、ジャニー、シオン、リク、ユウシ、ジョンミン、デヨン、リョウ、サクヤとNCTで参加したことないメンバーの方が少ないほど!

(※参加メンバーのうち、ルーカス、ソンチャン、ショウタロウは2023年7月現在、NCTを脱退しています。)

多くのメンバーがデビューするユニットでもあって、日本人メンバーのショウタロウもNCT Uが正式デビューユニットです。

NCTユニット(2)、 NCT127

NCT127は主に韓国と日本を中心に活動しているユニットです。

127とはソウルの経度を表すものですが、ソウルだけじゃなくて、韓国と日本が活動舞台。

メンバーは限りなく固定制に近い固定制度で、これまでNCT 127として活動メンバーをまとめてみますと↓

デビュー初期:テイル、テヨン、ユウタ、ジェヒョン、ウィンウィン、マーク、ヘチャン

その後、ジャニ、ドヨン、ウィンウィンが合流→ジョンウが合流→ウィンウィンがWayVに入ってNCT 127活動中断。

って色々あって2023年9月現在、活動しているメンバーはテイル、ジャニ、テヨン、ユウタ、ドヨン、ジェヒョン、ジョンウ、マーク、ヘチャンです。

(ウィンウィンがNCT127を脱退したわけではないことを記載しておきます。)

NCTユニット(3)、NCT DREAM

NCT DREAMは10代のメンバーで構成されていたユニットです。

(なぜここ過去形なのかは後々また説明)

メンバーはロンジュン、マーク、ジェノ、ヘチャン、ジェミン、チョンロ、チソンの7人!

2016年8月に「Chewing Gum」でデビュー、その後、2017年3月にも「Trigger the Fever」を発売しています。

ちなみにジェミンは怪我をして、二つ目のシングルには活動出来ず、しばらく活動を休んでいました(1年半ほど休んで、芸能活動を再開しています)。

デビュー当時は平均年齢15~6歳で、成人すると自動的にNCT DREAMからは卒業するというシステムでしたし…

そのルールに沿ってマークとヘチャンが卒業していたのですが。

2020年にSMエンターテインメント側がロンジュン、マーク、ジェノ、ヘチャン、ジェミン、チョンロ、チソンの7人が自由に入れ替わるシステムに変更すると発表。

要するに10代チームというコンセプトはもうなくなりました!

NCTユニット(4)、WayV

WayVはSMエンターテインメントと中国の会社がの合作チームです。

メンバーはクン、テン、ウィンウィン、シャオジュン、ヘンドリー、ヤンヤンの6人。

(一緒にデビューしたルーカスは2023年5月、WayVを脱退しました。)

中国、タイ、香港、マカオ、台湾出身だけどドイツ育ちのメンバーが集まったものすごく多国籍なグループ。

デビューしてずっと中国活動ばかりでしたし、SMエンターテインメントとの少し距離をおく感じで活動してきたのですが。

2020年9月にSM側がWayVもNCTのユニットとして扱うような動きを見せています。

一部のメンバーはすでにNCTの他のユニットに参加したこともあるので、そこまで不自然なことではないと思います。

NCTユニット(5)、NCT TOKYO(仮名)

2023年、NCTに新しいメンバー&ユニットが加わることが発表されました。

サバイバル番組「 NCT Universe : LASTART」を通じて選ばれた7人による新ユニットで、日本を中心に活動するチームです(もちろん他の国でも活動する予定)。

リク、ユウシ、リョウ、サクヤの4人の日本人と、シオン、ジョンミン、デヨンの3人の韓国人によるユニットです。

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まとめ

ここまでNCTのユニットについて説明したのですが、前述したようにどんどんメンバーやユニットが増える可能性は大ということです。

これからどんどん進化していくNCTを応援していきましょう♪

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K-POP NCT SMエンターテイメント

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