『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、韓国では珍しいゾンビ映画として1000万人を超える観客を動員し、大ヒットした映画です。
ゾンビの恐怖から逃げてソウルから釜山行きに乗った列車に乗り込んだ人々のストーリーで、韓国の新幹線と言えるKTXが舞台に!
あの『スノーピアサー』以降、初めて鉄道を舞台にした映画だけあって、韓国の鉄道ヲタクが動きました!
韓国の鉄道ヲタクが指摘する「新感染」に出てくる列車の間違っている部分を紹介したいと思います。
※映画の内容が含まれています。ネタバレ注意※
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目次
◆コンユが乗り込んだ列車は釜山行きじゃない?!
コンユが乗り込んだ時に画面に映ったKTXを見ると、テールライトが付いていることが分かります(ソウル駅の構図から考えて、写真の赤いランプがテールライトです)。
だとするとこれはヘンシン駅かインチョン空港駅に向かう列車であって釜山行きではないです!
それから、列車はKTX166列車となっているけど、 実際にはKTX166は釜山を出発してソウルが終点の列車になります。
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◆途中で車両が変わってしまった?!
ソウルを出発した時のKTX車両はKTX38号機です。
でも写真で見るように、次の駅である大田(テジョン)駅に到着した時はKTX40号機に変ってます。
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◆大田駅の広場は大田駅ではない!
KTXの運転手さんは、ゾンビ災害が起きたことが分かってから、大田(テジョン)は安全だと判断して、大田駅に乗客を降ろしますが・・
映画に出てくる大田駅の広場は大田駅ではなく実際には東大邱(トンデグ)駅です!
なるべく迷惑かけないように利用者数がいない駅を探して、東大邱駅での撮影になったんだとか。
それから大田(テジョン)駅でゾンビになった軍人を見て逃げ出すシーンがありますが。
これも大田駅ではなく、ヘンシン駅だそうです。
細かいのですが、写真の青い看板は「出口」だと書いていますが、実際にKTX駅では「出口」は黄色い看板だそうです。
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◆ドア開きっぱなしで動くKTX
大田駅が安全ではないことで、急いでお客さんを乗せて走り出すKTX!
ただKTXは5km/h以上のスピードでは、絶対ドアを開けないシステムになっているそうです。
実際に、ドアを開きっぱなしで走行するとなると危ないでしょうね。
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◆いきなり逆走するKTX
韓国の列車は基本的に左側通行ですが、この場面で見ると、KTXは逆走中!!!
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◆一人で走るディーゼル機関車
映画の中盤、乗っていたKTXが動かなくなり、ディーゼル機関車に列車が変わります。
途中で運転手さんが人を助けに運転手席を外しますが、ディーゼル機関車の場合、2秒に一回、加速ペタルを踏まないと列車は停止するんだとか。
そのため運転手さんが離れてしまったら、実際には列車は止まらないといけません。
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◆最後のあのトンネルはどこ?!
映画の最後、みんなが涙したはずのあのトンネルのシーン。
映画の中では釜山の境界線のトンネルのように描かれていますが、これは鉄道マニアの間でも韓国南部の興田(フンジョン)トンネルだという説と、京畿道のドリトンネルだという二つの説に別れています。
おそらく二つのトンネルで撮影をして、編集しているんじゃないですかね。