保護されたハナのカウンセリングをしたウギョンは、母親がハナの面倒を見ず、育児放棄していたと判断します。
そして犯人は、そのことについて罰を与えるために殺人を犯したのではないかと考えるのでした。
一方、警察は母親が死んでいたハヌルセンターからハナを連れ去り、施設前に放置した人物はウンホではないかと疑っていました。
偶然なのか、交通事故で死んだ男の子が描いた絵にスタンプを描いていたのもウンホでした。
一体、ウンホはこの2つの出来事にどう関わっているのでしょうか?
過去にも放火の疑いをかけられたことがあるウンホ、彼は本当はどんな人物なのでしょうか?
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目次
【11話 前半】
ジホンはハナに面通しをさせますが、ウンホを含めた大人の中に犯人はいないと言います。
釈放されたウンホを偶然警察署前で見かけたウギョンは、ウンホをハヌルセンターまで車で送って行きます。
帰り際、「もう1度、事故で死んだ男の子の写真を見せて欲しい」とウギョンに頼むウンホ。
以前、「クムナラ保育園」で子供たちの絵の指導をしていたウンホは、その時にムンドゥンイの詩が書かれた絵を見たことがあると言うのです。
翌日、ウギョンはもう1度クムナラ保育園を訪ねました。
そこで事故で死んだ子の写真を発見したウギョン。
園長が担当の保育士に確認すると、その子はたった1日だけこの保育園で保護したということがわかったのです。
一方、ジホンのもとにはハナを引き取ってくれる施設が見つかったという連絡が入ってきます。
ちょうどその時、ジホンの携帯にウギョンから着信が入ります。
事故で死んだ子供の手がかりを掴んだと聞いたジホンは、助手席に乗っていたスヨンを道の途中で下ろし、1人でウギョンのもとへ向かいました。
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【11話 後半】
事故で死んだ子供の名前はソグ、年齢は7歳。
施設から施設に移動する途中、手違いで迷子になり事故に巻き込まれたのでした。
父親の電話番号も聞いていたウギョンは、ジホンに父親を捜して欲しいとお願いします。
ジホン 「あ、そういえばソグォンが自殺ではなく他殺である証拠が出てきました。」
ウギョン 「え?」
ジホン 「犯人が練炭を車に置いて逃げる映像が、他の車のドライブレコーダーに記録されていたんです。」
ウギョン 「ハナの母親とは関係あるのでしょうか?」
それに対しジホンは、その可能性も含めて捜査をしているとウギョンに告げます。
場面は変わって、警察署。
事故で死んだソグの父親について後輩から報告を受けるジホン。
23歳という若さの父親には、ソグの他にもう1人、5歳になる女の子もいることがわかりました。
妻と離婚した父親は、その直後にソグを孤児院に預けたのです。
父親の家を訪ねたジホンとウギョンは、廃墟のように荒れ果てた汚い家の中で、ぐったりと意識がない女児を発見!すぐに病院へ連れて行きます。
このソグの妹と思われる女の子が治療を受けている最中、ウギョンの目の前にまた緑のワンピースを着た少女が現れました。
少女に話しかけるウギョン。
「未だにあなたが誰だかわからないけど、なぜ私の前に現れたのかはわかる気がする・・・。」
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【12話 前半】
ウギョンは少女に問いかけます。
「可哀想な子供たちを助けたいのね・・・あなたはいったい誰なの?」
そこにジホンがやってきました。
子供を放置した罪で、父親は手配されたと言います。
ジホン 「ウギョンさんがあの子を助けたんですよ。」
病院の帰り道、ジホンは思い切ってウギョンにこう切り出しました。
ジホン 「まだあの少女が見えるんですよね?さっき病院でも・・・」
ウギョン 「精神科の先生は幻だって・・・薬を飲めば治るらしいんですけど。でも、もうあの子を見るのは大丈夫です。」
そんなウギョンに対しジホンは、「あの少女がどうして出てくるのか、その理由を確かめないと!」と言います。
最初はウギョンの話を信じなかったジホンでしたが、今では心の底から“少女が現れる理由”が気になっていたのです。
引取り先が決まったハナは、その日のうちに施設の子供たちとも仲良くなりました。
「ハナ!先生帰るわね。」ウギョンがそう言うと、走り寄ってきてウギョンを抱きしめるハナ。
車に乗り込んだウギョンのもとに、知らない若い女性から電話がきます。
派手な格好のその女性は、見ただけでも何か問題がありそうな雰囲気で、年上のウギョンに対する電話での話し方もかなり生意気な感じです。
女 「おばさんが私の息子を殺したんだって?」
いくつもの消費者金融に借金があるソグの母親は、ウギョンから金を巻き上げるのが目的だったのです。
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【12話 後半】
一方、警察ではソグォンの事件について、新たな事実を掴んでいました。
ソグォンはこれまで、ドンスクと娘のソラに暴力を振るい、ケガを負わせることによって保険金を手にしていたという事実が判明したのです。
そして口座の記録を見ると、ソグォンが死亡した時に車から発見された300万ウォンと同じ金額が、その日にドンスクによって引き落とされていたことも判ったのです。
ウギョンは、ソグが眠っている納骨堂の住所を母親に渡そうとしますが、母親はこれを拒否します。
最低な母親に怒りを抑えきれなくなったウギョン、「この母親を轢き殺してしまいたい」と思う気持ちが沸き上がります。
やっとのことでその気持ちをこらえたウギョン、悔し涙が溢れました。
するとまたあの緑のワンピースを着た少女が現れたのです!
少女は泣いているウギョンを慰めるように髪をそっと撫でます。
ウギョンはそんな少女をギュッと強く抱きしめるのでした。
場面は変わって、警察署。
ドンスクが取り調べを受けていました。
これまで練炭を買ったのはソグォン本人だと思われていたのですが、映像を分析した結果、その人物はソグォンに変装したドンスクだということが判ったのです。
ジホンによる激しい取り調べに、ドンスクはとうとう“赤いウルム”のことを話してしまいます。
「赤いウルム・・・その人がやらせたんです。でも私は本当に殺していないんです!」
そのころウギョンはウンホのもとを訪ねていました。
絵を描くことが上手なウンホに、緑色のワンピースを着た少女の似顔絵を描いてもらうことにしたのです。
絵が出来上がっていくにつれ、ウギョンは何かを思い出します。
誰かが少女の背中を押すイメージ・・・そしてウギョンはポツリとつぶやきました。
「私・・・この子を知っています・・・」
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【赤い月青い太陽 11、12話の感想】
今回もいろいろな出来事がありました。
まず注目したいのは、ウギョンが殺意を抱いたとき、必ず緑のワンピースを着た少女が登場するということです。
あと1歩のところで思いとどまり、悔し涙を流すウギョンを慰めるのは、いつもこの少女なのです。
このことから、少女はウギョンの敵ではないということがわかります。
本当にこの子は一体誰なのでしょうか?
もう1つ気になるのは、ウギョンがこれまでの話の中で2度も殺意を抱いたということです。
しかも心の中で思っただけではなく、包丁を取り出したり、車を急発進させたりと、実際に行動に移しているんです。
いくら腹が立ったからといっても、普通ならここまでするはずはありません。
ウギョンは子供の頃、何か問題があったのでしょうか?
それが理由で子供の頃の記憶がハッキリしないのかも知れませんね。
そこに緑のワンピースを着た少女がどう関わってくるのか?
この先も、物語の進展に目が離せません!