ライフ・オン・マーズ14話のあらすじ・ネタバレの感想

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韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

キム刑事課長の殺害現場にいた事実が明らかになったシン刑事はその後、車の中から銃で頭を撃ち抜いた状態で死んでいるのが発見されました。

一方テジュはテレビを通し、また2018年からのメッセージを聞いていました。

未来では昏睡状態になっている原因がわかったので、脳外科手術を行うというのです。

ところがその執刀医の名前がアン・ミンシクと知り、テジュは愕然とします。

テジュの手術をするアン・ミンシクと、88年の世界に現れたアン・ミンシク課長は果たして同一人物なのでしょうか?

 

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目次

【序盤】

テジュの自宅を訪ねて来たアン課長、彼はシン刑事が自殺したと思われる現場にテジュとカン係長がいたことをすでに知っているようです。

アン課長はテジュに1冊の通帳を見せ、シン刑事は建設会社から裏金を受取っており、それが理由で自殺したのだと言います。

その証拠にシン刑事の娘名義のその通帳には、インソン建設から毎月一定の金額が振り込まれていました。

そればかりか、カン係長までもこの事件に関係があるに違いないといい、カン係長とその周辺の人物には近づかない方がよいとテジュをそそのかします。

そしてアン課長はテジュに「今回の事件が終わったら一緒に家に帰ろう」と意味深な言葉を言うのでした。

そのあとテジュが向かったのはシン刑事の遺体が安置されている保健所の死体安置室でした。

カン係長は、ここで生涯の恩人の横で酒を飲みながら最後の別れをしていたところでした。

そんなカン係長にテジュは、先ほどアン課長から聞かせれた事実を伝えました。

カン係長 「そんなはずはない!これまでコーヒー1杯タダで飲んだことのないヤツが裏金なんて作るわけない!!」

テジュ 「娘のために何か残したかったんじゃないですか?」

カン係長 「どういうことだ?」

テジュはシン刑事がガンを患っていて、余命1年だったことを伝えます。

その事実を聞き、ショックを受けるカン係長。

 

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【中盤】

コソ泥のヨンテの目撃情報から推測すると、シン刑事はキム刑事課長殺害現場に30分以上留まっていたことになります。

テジュはこの理由を“シン刑事は現場で何かを探していたから”だと考えました。

その“探していたもの”とは帳簿でした。

しかもその帳簿は、あのとき偶然ヨンテが盗み出したものの中にあったのです。

ヨンテの家に帳簿を探しに行ったテジュとカン係長は、特徴のある刺青を入れた男に襲われます。

それは町のチンピラ集団「西部派」の仕業でした。

帳簿はすでにヨンテの家から消えており、シン刑事が先に探し出して持ち出したと思われました。

その夜、テジュの家にカン係長と強力班のメンバーが集まりました。

カン係長は未だ逃亡殺人犯として手配されているため、家の蛍光灯を点けることは出来ません。

ローソクの明かりを囲み、そこでご飯を食べます。

カン係長がみんなの皿におかずを乗せると、全員自然と笑顔が溢れました。

ひと時の安らかな時間・・・テジュも幸せそうな笑顔を浮かべています。

事件を調べて行くうちに、西部派とインソン建設が繋がっているということがわかってきました。

そして以前、キム刑事課長がインソン建設の社長を詐欺罪で調査したのに結局無罪になっていたこと、その時の担当がシン刑事だったことが明らかとなったのです。

テジュの自宅。

テジュ 「係長は僕と違います・・・係長には信じてくれる家族や強力班の仲間たちがいるじゃないですか。僕もそうですし・・・」

カン係長 「何だよ?元気出せってことか?」

テジュ 「ええ、そうです。元気出してくださいよ!どうして最近の係長はそんなに弱気なんですか!」

カン係長 「俺が弱気だって?!バカ言うな!俺はカン・ドンチョルだぁ~~!」

そんな会話をしながら2人は酒を酌み交わします

翌朝、テジュが目覚めるとカン係長の姿が消えていました。

すぐに強力班のメンバーに知らせます。

そこへアン課長が訪ねて来ました。

彼はテジュがカン係長をかくまっているのを知っていながら、これまで様子を見ていたのだといいました。

そしてテジュにまた1冊の通帳を見せます。

それはシン刑事と同じように、月々一定の金額が振り込まれているカン係長の妻名義の通帳でした。

それを見たテジュは思わずこう口走ってしまいます。

「手術を成功させるためには、僕からカン係長を遠ざけるということですか!」

しかしアン課長は何を言われているのかさっぱりわからない様子で、テジュに対し「自分が何のためにここに来たのか忘れたのですか?」と聞きます。

そしてテジュに「インソン警察署 内部調査報告書」という書類を見せるのでした。

テジュはその報告書を作成した人物の名を見て愕然とします。

そこには「ソウル検察庁 ハン・テジュ」と書かれていたのです。

テジュはすっかり混乱してしまいました。

そんなテジュにユン巡査はこういいます。

「目ではなく、ハン班長の心で見て下さい。これまでそうしてきたように・・・。」

シン刑事の車を調査していたテジュは、そこでカセットテープを発見します。

それはシン刑事がカン係長に残したものでした。

テープにはカン係長に対する謝罪と、この事件の真犯人の声が録音されていました。

そこに録音されていた声、それは・・・なんとアン課長の声ではないですか!

キム刑事課長を殺害したのも、シン刑事を自殺に見せかけて殺害したのもすべてアン課長の仕業だったのです!

 

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【終盤】

そのころシン刑事が残した帳簿を1足先に発見していたカン係長は、西部派に追われていました。

テジュの無線にユン巡査から連絡が入ります。

「カン係長が見つかりました!今、西部派に追われて近くの倉庫にいます!」

倉庫ではカン係長や強力班の仲間たちが、西部派にバットや角材で殴られていました。

助けに入ろうとするテジュに、現場に現れたアン課長はこう言います。

「家に帰りたくないんですか!彼らのところに行ってはならない!彼らはハン刑事を引き留める妄想に過ぎないんだ!」

しかし目の前では仲間たちが血を流して倒れています。

テジュはアン課長に向かい、しっかりとした口調でこう答えました。

「あなたが誰かは重要じゃありません。僕は目の前のことを信じます!」

そう言って仲間のもとへと駆けて行くテジュ・・・。

次の瞬間、画面は2018年の世界へ。

手術を終え、病室のベッドで寝ていたテジュが目を覚まします。

 

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【ライフ・オン・マーズ 14話の感想】

登場してきた時から胡散臭いと思っていましたが、やっぱりアン課長が真犯人でした。

犯人のクセに、上手いこと言ってテジュを惑わそうとするなんてホント悪いヤツです!

それに比べ、最後までシン刑事を信じていたカン係長は本当に魅力のある素敵な人物だと思いました。ちょっと破天荒過ぎますけど(笑)

今回、88年で使用されてる通帳が出てきましたが、この時代って通帳の金額が手書きだったんですね!ビックリ!なんだか色々と不正されそう(笑)

最後のシーンでテジュが現代に帰ってきてしまいましたが、これから一体どうなるんでしょう?

まさかこのまま強力班の仲間たちと会えないってことはないと思いますけど・・・。

西部派にひどく暴行を受けていたカン係長たちのことも心配です。

みんな血を流して倒れてたし・・・女性のユン巡査まで容赦なく殴られていました。

果たして2018年に戻ってきてしまったテジュは、仲間たちを救うことができるのでしょうか?

次回に期待しましょう!

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