今日の探偵14話のあらすじネタバレ結末の感想

この記事の著者

韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

死んだと思っていたウエが、医師と看護婦を殺害し病院から姿を消したことを知り、ショックを受けるダイルたち。
しかもその殺人事件の犯人としてヨウルが疑われ、警察に連行されてしまいます。

生身の体を得たウエはこれから何をするつもりなのでしょうか?
殺人魔と化したウエを捕まえるため、新たにパク刑事とペク弁護士も仲間に加わり追跡が始まります。

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目次

【序盤】

ウエと看護士のドクジュンが病室から消えたと知ったダイルは、手がかりを掴むため病院に来ていました。
ヨウル以外にはダイルの姿は見えないので、規制線が張られていてもすんなりと入って行くことが出来るのです。

ダイルが病院の廊下を歩いていると、ある病室の中から若い男が大声で話しているのが聞こえました。
よく見ると、その男の目は赤くなっています。

「母さんが入院したせいで、俺はあの女と目が合ってしまったじゃないか!母さんのせいだ!」
男はこう言って母を責めていました。

どうやらこの男は、ウエが看護婦を殺すところを目撃してしまい、ウエとも目が合ってしまったようなのです。
ダイルは男が話している内容を、密かに動画で録画します・・・。

ダイルはその動画をペク弁護士に送りました。
そしてペク弁護士はその動画を記者のウンチョンに転送し、動画の中の男に会いに行くよう指示したのです。

公園でウエが歩いています。
生身の体を得て自由に外出できるのが嬉しいのか、気分が良さそうに見えます。

ウエはベンチで新聞をかぶって寝ている男に近づいて行きます。
その男は、病室の殺人現場からウエと一緒に消えていた看護士のドクジュンでした。

ドクジュンは以前、何かあったらこの場所に来いとウエに言っていたのです。
いつもは子供のウエの生霊と話していたドクジュン、大人になったウエと話すのは初めてで、心なしか感慨深そうに見えます。

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【中盤】

警察ではヨウルが取り調べを受けていました。
ダイルも取調室の中にいますが、ヨウル以外にはその姿は見えていません。

「ウエが幽霊という話はするな。あの女はよみがえって、今は体もあるから信じてはくれないだろう。」
ダイルはヨウルにそう指示します。

そのころ、記者のウンチョンは動画の中の若い男性と会っていました。
動画の中でその男性は「あの女と目が合った」と言っているのに、なぜか女ではなく男だったと証言するのです。

よく見ると男性の目は赤く変わっていました。どこかでウエが、わざと目撃したのは男だったと言わせているようです。
しかしこの動画の存在で、ヨウルの嫌疑は晴れ、警察署から釈放してもらうことができたのです。

一方、ウエは服を奪うために殺した女性の家に忍び込んで服を物色し、化粧をし始めました。
ところがその化粧の仕方はひどいもので、子供のいたずら書きのようです。

ウエは体だけは大人に成長していますが、精神的には昏睡状態に陥った子供の時のままなのです。

場面は変わって、探偵事務所。
事務所の中には、ダイル、ヨウル、ハン所長、キル先生がいます。

そこへペク弁護士とパク刑事もやってきました。
今回の事件について、その経緯を聞きに来たのです。

そこでパク刑事より、新たな情報がもたらされました。
「路上で1人の女性の遺体が見つかった。その女性は服を脱がされ、かわりにウエが着ていたと思われる血の付いた病院服を着せられていたんだ。」

パク刑事 「ヨウルさん、あのナイフはどこにあるんですか?イランさんが自殺した時の。」
ヨウルの横でダイルが「話したらダメだ。どうせ理解できない。」と言います。

そして何度もダイルの方を見るヨウルに、パク刑事の我慢は限界になりました。
「またどこを見ているんですか!!僕が聞いているじゃないですか!」

とうとうヨウルに怒鳴ってしまったパク刑事に、友達であるキル先生がこう言います。
「私が説明するから外に出な!」

それでもまだパク刑事は叫びます。

パク刑事 「それでそのナイフで刺したんですか!」
ヨウル 「刺そうと思ったけど・・・」
パク刑事 「じゃ、イ・ダイルというヤツが刺したんですか!」

それから少し経ったあと、ダイルとヨウルは別室に2人きりで話をしていました。
ヨウルは、話をしても理解してくれないパク刑事や警察に「自分がやった」ことにすると言います。
それを聞いたダイルは「それがどういうことになるのかわかって言ってるのか?」とヨウルを叱るのですが、お互い意見が合わずに言い争いになってしまいます。

「ウエを捕まえるのは二の次だ。それよりお前が一生心に罪を抱えて生きて行くことだけは避けなければならない。俺が必ず捕まえてやるから、今後は二度とあんなことしようと思わないでくれ。」

ダイルの本当の気持ちを知ったヨウルは、こう答えました。
「じゃ、一緒にやりましょう。もう1人で勝手に決めないって約束するわ、」

そのころ、探偵事務所の外にはキル先生とパク刑事が話をしていました。

キル先生 「ジョンテ!何なのよ、さっきのヨウルに対する態度は!」
座りこんだまま、何も言わないパク刑事にケリを入れるキル先生。

キル先生 「なによ、あんたヨウルのことが好きなの?!」
パク刑事 「好きだぁ~~~」

それぞれの誤解も解け、また事務所に集まったダイルたち。
本格的にウエを捕まえる計画について話を始めます。

ダイル 「まずは一刻も早くウエを捕まえることが先決だ。」

ここで各自の意見を出し合ったところ、このような事実が見えてきました。
まず、病室で医者や看護婦を殺したのはドクジュンではなく、ウエだということ。

そしてもう人には見えない生霊ではなく、他の人からも見えるようになったウエは本当の体を持つ連続殺人魔になったということ。

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【終盤】

ヨウルから、ウエの今の能力について調べて欲しいと頼まれたキル先生は、ある古い商店の前に来ていました。
そこには老人が1人、店の前で将棋を打っています。

「まだここにいたのね、じいちゃん!」キル先生は懐かしそうに老人に近づいて行き、一緒に将棋をしようと言います。

キル先生 「私が勝ったらお願い聞いてくれる?じいちゃんの人脈も少し使わせてもらって・・・」
老人 「お前が負けたら?」
キル先生 「マッコリをもう1本プレゼントするわ!」

しかし他の人にはこの老人が見えないようです。
そうです、この老人も幽霊だったのです。

事務所ではハン所長が「言いたいことがある」と言い、見えないダイルを部屋に招き入れます。
所長は、物を触れるようになったダイルに、ペンを使ってYESとNOの返事してくれとお願いするのでした。

「物を触れるようになったことで、お前にとって悪いことが起こるのか?」
ハン所長がそう聞くと、ペンは「NO」の合図をします。

「俺に何か隠していることがあるのか?」
またペンは「NO」と合図をします。

するとハン所長は、ペンを持つ見えないダイルの手を握り、さめざめと泣くのです。
「会いたい・・・会いたいよ・・・会いたいよ・・・」

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【今日の探偵 14話の感想】

幽霊が犯行に関わっているという信じがたい話のせいで、パク刑事やペク弁護士は理解が出来す、そのため雰囲気もギクシャクして、一時はどうなることと思いました。
しかし話し合いをして誤解を解き、まだすべてを信じることが出来なくても、前より強い絆でウエを追うことを約束したのです。

それにしても、いつもはクールな好青年のパク刑事が、キル先生にケリを入れられたり、ヨウルのことを「好きだ~~」と告白する場面は、何度見ても可愛い♪
パク刑事の新たな魅力が開花した神回でした(笑)。

そして物語の後半、見えないダイルの手を握り「会いたい」と泣くハン所長の姿に、思わずもらい泣きしてしまいそうになりました。
もともとダイルとハン所長はパートナーということでしたが、こうなるともう父と息子といっても過言ではありません。

1度でいいからダイルの姿をハン所長に見せてあげたいですね!

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