切断された指が入ったクーラーボックスを持って、プンサン署に自首してきたジェス。
一体どんな企みがあって自らの足で警察署に来たのでしょうか?
今回は最後にふさわしく、意外な人物がジェスの仲間だったことも判明!
失踪しているナ係長の行方も気になるところです。
ついに最終回を迎えたボイス2!果たしてその結末は?!
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目次
【序盤】
警察によりジェスのアパートの捜索が始まりました。
しかし、ソユルの指が入ったクーラーボックスはどこを探しても見つかりません。
寝室のベッドからは、すでに母親の死体は消えていましたが、その痕跡と異臭から、ガンウはそこに死体が置かれていたことを見抜きました。
その後、地下室でボヤが起こったのですが、火が消し止められた地下室の壁の中から、全身をビニールで包まれたナ係長が発見されたのです!
救急隊によると、ナ係長は直前まで息をしていたとのことで、すぐに蘇生処置が行われました。
幸いなことに、ナ係長は息を吹き返しました。
現場にいるガンウを始め、無線を聞いていたすべての仲間たちが安堵します。
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【中盤】
ジェスの生い立ちを調べていたグォンジュは、3年前にジェスがヒョンジュン刑事を殺した理由を、母親を逮捕した警察に対する復讐だったと推理しました。
自分を虐待をしていた母親が、児童虐待で逮捕されたことを逆恨みしたのです。
しかしいくら調べても、ジェスとガンウはどこにも接点がありません。
「では、なぜジェスはあんなにもガンウに執着するのだろう?」とグォンジュは不思議に思いました。
自首して取り調べを受けていたジェスですが、ガンウやグォンジュの質問にもまともに答えず、反対にジェスに挑発されたガンウが興奮してしまうというような状態でした。
するとそこへ検事がやってきて、ジェスの身柄を引き渡せというのです。
もちろん容易く引き渡すガンウではありませんでしたが、上の方ですでに引き渡すことが決定されていたのです。ジェスがそうなるように裏で細工していたのは間違いありません。
取調室から車に行く途中、ジェスはトイレに行きたいといいます。
そこにはあらかじめ、ジェスの協力者が凶器を隠しておいていました。
しかも刑事の1人もジェスの仲間だったのです!
トイレで仲間の刑事に手錠を外してもらったジェスは、横にいた付き添いの刑事を刺し殺してしまいました。
そして仲間だった刑事までも躊躇なく殺し、廊下で待機していたヤン刑事やク刑事も刺されてしまいます!
ヤン刑事はその後病院に運ばれましたが、喉を切られ予断を許さない状況です。
こうして自ら自首したにもかかわらず、すぐに警察署から脱走してしまったジェス。
警察が全力を挙げて捜索しますが、なかなか行方がわかりません。
しかし捜査を進めて行くと、ジェスの協力者たちは同じ大学の卒業生だということがわかってきました。
その中の1人はジェスと最もつながりが深く、ジェスが管理していたサーバーの共同運営者だということも判明したのです。
ジェスの仲間と思われる、その人物の車が防犯カメラに映っていたのですが、その車とナンバーを見てガンウは愕然とします。
なんとそれは、ガンウの右腕・ドッキの車だったのです!
ドッキは「カマキリ」というハンドルネームで犯行を手伝っていた、ジェスにもっとも近い人物でした。
そのころドッキは、ジェスと一緒に海辺の別荘に来ていました。
ドッキに向かい「車で待ってろ」と指示するジェスは、1人で別荘の中へ入って行きます。
車の位置を追跡し、ガンウたちも別荘に到着しました。
そこで逮捕されたドッキは、こう言い訳します。
「僕だって心が痛かったんです・・・何度も抜けようと・・・。
でもあの人は僕がいじめられていた時に助けてくれた・・・家族のような人だったんです・・・」
それを聞いたガンウはドッキを力まかせに殴りますが、その顔はとても寂しそうに見えます。
そしてこの状況を離れたところで見ているだろうジェスに、ガンウはこう言いました。
「お前が俺の友達を3年前に殴って殺したように、俺はお前の母親を天国に送ってやる!」
そういうとガンウは別荘の中へ入り、2階の部屋に火をつけてしまったのです!
その部屋には、ジェスの母親の遺体が安置されていました。
2階の窓からもくもくと出る煙を見たジェスは、怒りで体が震えています。
「コウスケ、俺がお前を殺してやる!」
しかしこれは本当に火をつけていたわけではなく、ジェスをけしかける罠だったのです。
その後、ジェスの母親の遺体は防腐加工をされており、死亡してから5年は経っていたことがわかりました。
ナ係長が入院している病院。
一命をとりとめ、容体も安定したナ係長はガンウに電話をします。
「お前が俺を助けてくれたと聞いた。ありがとう。
でもアイツには気を付けろ。アイツの目は人間の目ではなかった。」
こうガンウに忠告するナ係長からは、今までのガンウに対する疑いや恨みは、もう微塵も感じられませんでした。
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【終盤】
同じころ、ゴールデンタイムチームのコールセンターに「考試院(コシウォン)に閉じ込められてしまった」という通報が入ります。
考試院とは、受験生たちが集中して勉強をするために住む狭い住宅のことです。
調べてみるとジェスは12歳の時、母親と1年間この考試院に住んだことがあり、その頃から母親の虐待がひどくなっていたことがわかったのです。
ジェスと思われる犯人は、49人を人質に取り立てこもりました。
考試院の裏側から建物に侵入した警察は、あっという間に犯人を捕まえてしまいます。
しかしそれはジェスではなく、ジェスの協力者でした。
「何かがおかしい。こんなに簡単に解決する訳がない。」
ガンウがそう感じていたところ、向かいの建物にジェスがいるのが見えたのです。
急いでその建物に向かったガンウは、駐車場でナイフを持ったジェスと激しいもみあいになります。
その途中、数か所刺されてしまったガンウに、ジェスは馬乗りになりナイフを向けます。
ジェス 「お前は俺と同じなのに、なんでお前は虫けらどもの味方をするんだ!受け入れてしまえば簡単なものを・・・」
そして叫びながらガンウの顔を切りつけるジェス。
「これでもまだ思い出さないのか!」
ガンウ 「だまれ・・・この精神病野郎・・・」
ジェス 「残念だ、お前なら俺を理解してくれると思ったのに・・・。」
最後の1撃を加えようとしたとき、ガンウが反撃、今度はガンウがジェスに馬乗りになり銃を突きつけます。
ジェス 「俺を殺さないと、カン・グォンジュが死ぬぞ・・・。撃て、コウスケ!撃って思い出せ!!」
発砲するガンウ!
しかしその銃弾はジェスの頭ではなく、足に命中していました。
足を撃たれ動けなくなったジェスは、こうして逮捕されたのです。
ジェスが言った「カン・グォンジュが死ぬ・・・」という言葉が気になったガンウは、すぐにグォンジュに電話します。
そのころグォンジュは人質が全員救助されたにもかかわらず、建物の奥から小さな女の子の声が聞こえたため、1人で地下室を捜索していました。
地下室の扉を開けると、そこには少女の姿はなく、声を録音した携帯電話が置かれていたのです。
ちょうどその時、ガンウから電話が入りました
「何も触るな!そこから早く逃げろ!!」
そう叫んだガンウですが、すでにグォンジュが携帯電話を手に取ったことにより、時限爆弾のスイッチが入っていたのです。
その瞬間、大きな音と共に地下室で爆発が起こります。
現場の近くに泊まっていた黒いセダンの中で、この爆発の様子を見ていた人物がいました。
それは、あのバタフライと呼ばれる初老の男性でした。
バタフライは日本語でこう言います。
「コウスケは私たちのところに帰って来るでしょう・・・」
最後に“続きは「ボイス3/共犯たちの都市」でご覧ください”というテロップが出て・・・END。
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【ボイス2 12話の感想】
何ですかこれ!全然終わってないじゃないですか!(笑)
でもボイス3があるということは、またガンウたちに会えるということなので、それはそれで楽しみです。
ジェスは捕まってしまったので、今度はバタフライとガンウの戦いになるのでしょうか?
それにしても爆発に巻き込まれたグォンジュはどうなってしまったのでしょう?
グォンジュに特殊な聴力があるからこそ、このドラマのタイトルが「ボイス」なのですから、このままグォンジュが死んでしまうということはないと思うのですが・・・。
KBSのHPには、「ボイス3」は“2019年予定”となっています。
またグォンジュちゃんと会えることを祈って、来年までもう少し待ちましょう♪