ゴールデンタイムチームのチーム員・ウンスは元カレからストーカー行為を受け、とうとう拉致されてしまいました。
事態を知ったガンウたちは、ウンスが監禁されていると思われる別荘へ向かうのですが、そこにウンスの姿はなく、代わりに元カレの刺殺体があったのです。
今まで起こった事件は、すべて裏でジェスが操っていましたが、今回の事件ではまだジェスの気配が感じられません。
ガンウとチーム員に対し執拗な敵意を持っているジェス、やはりこれも彼による計画的な犯行なのでしょうか?
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目次
【序盤】
ウンスが監禁されていると思われる別荘に到着した、ガンウを始めとする出動チームのメンバーたち。
別荘の中はいたるところに血痕があり、床には無数の血の足跡があります。
しかし肝心のウンスの姿が見当たりません。
その代り、2階の寝室からメッタ刺しにされた状態のホミンが発見されたのです。
最初は死んでいると思われたホミンでしたが、まだ息があり、病院へ緊急搬送されました。
引き続き別荘を調べていたガンウは、現場の足跡などから、ウンスのほかにもう1人女がいたこと、そして女の1人は刺されていると推理しました。
するとホミンの暴力による被害者のうち、2人の女性が容疑者として浮かび上がったのです。
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【中盤】
そのころグォンジュのもとに、ウンス本人から電話が入ります。
ビルの中でホミンに殴るなどの暴行を受けたあと、地下駐車場まで逃げたウンスはそこで気を失ってしまっていたのです。
そして気を失う前に、ウンスは女性2人がホミンを襲い、拉致するのを目撃していました。
しかし調べを進めていくうちに、また新たに第3の女が浮上したのです。
ウンスの元彼ホミンは、自分の感情が抑えきれなくなり、少しのことでもキレて女性に暴力をふるう「デート暴力」を繰り返していました。
そして暴力をふるった後は、必ずその女性に花を贈るという奇怪な行動を取っていたのです。
今回の事件は、ホミンのデート暴力によって人生を台無しにされたり、家族を殺された女たちによる犯行でした。
まず女2人が地下駐車場でホミンを拉致、別荘へ連れて行きます。
しかし別荘で目を覚ましたホミンが暴れ始めたため、女たちがホミンを刺したのです。
そしてその途中で、犯人の女の1人がホミンに刺されてしまったのでした。
この時点で第3の女がまだ捕まっていなかったため、病院に搬送されたホミンに危険が迫っていると判断したガンウは、急いで病院に向かいます。
元看護婦だった第3の女は、ガンウの予想通りホミンの病室に潜り込み、点滴に薬を混入していたのです。
病室に到着したガンウは、急いで点滴の針を抜きます!
しかし女の姿は、もうそこにはありませんでした。
出動チームのメンバーは女を探しに病室を飛び出します。
その時点で、病室に1人残る形になってしまったガンウ。
ふと見ると、病室の隅に白いスニーカーが片方だけありました。
それを見たガンウは、またあの幼い女の子のフラッシュバックが起こり、意識がもうろうとしてしまいます。
同じころ、第3の女は警察から逃れようと病院の階段を上っていました。
そこで前から来た女性とぶつかってしまいます。
するとぶつかってきた女は、あっという間に第3の女の腕に得体のしれない注射を打ち、耳元でこうささやきました。
「いっそのこと、みんなの見てる前で死んだらいいわ。」
その謎の女の爪には、蜘蛛のネイルが施されていました。
その直後、ジェスのパソコンに協力者からメッセージが届きます。
「怒りのボルテージを最高にしました。3段階目に入ります。」
そうです、なんと蜘蛛ネイルの女はジェスの協力者だったのです!
その後、正気に戻ったガンウは、屋上から飛び降りようとする第3の女を説得しようと近づきます。
すると、ガンウの顔にある傷を見た女は、「殺人者!コウスケ!」と叫び、飛び降りてしまいました。
あのとき、謎の蜘蛛ネイルの女が「顔に刃物の傷がある男は刑事じゃない。殺人者よ。」と第3の女に言っていたのです。
しかしすでに警察がエアマットを準備していたため、女の命は助かりました。
そのころ病院の集中治療室に移されていたホミンは死亡、その原因は薬が混入した点滴を何者かがまた刺したためでした。
事実を知ったホミンの父親は激怒、最後に病室に残っていたガンウを疑います。
ホミンの父親はプンサンリゾートの会長で、プンサン警察の総長の先輩にあたる人物でした。
ホミンの父親は、病院のロビーに集まっていたマスコミたちの前で、ガンウに「この殺人者め!」と罵ります。
さらに「お前がまた点滴の針を刺したの知っているぞ!お前は精神的におかしいことは知ってるんだ!」といい、病室で録画された防犯カメラの映像を人々の前で見せるのでした。
そこに映っていたもの、それは意識もうろうとしながら病室内をふらつくガンウの姿だったのです!
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【終盤】
グォンジュのもとに博士が訪ねてきて、急ぎで伝えたいことがあると言います。
一連の事件と同様の事件が、27年前の大阪でも起きていたというのです。
それは大阪のコリアタウンにある井戸の中から、耳を切られた日本人女児の死体が発見されたという事件でした。
犯人は40代のタクシー運転手・松田太志という男で、どうしても子供の耳が欲しくて剪定ばさみで切り、星の模様がついた小さな箱に保管したのだと供述しました。
そして、あろうことか松田の次男が殺人を手伝ったというのです。
ここで博士はグォンジュに決定的な一言を告げます。
「当時10歳のその次男の名前はコウスケ、名前をハングル読みにすると“ガンウ”と読むんだよ。」
場面はジェスの住むマンションに変わります。
会長と警備員の事件について聞き込みに来ていたナ係長は、主婦たちの話の中から、このマンションに警察官が住んでいることを聞きます。
刑事の直感で、死体発見現場で会ったバン(ジェス)刑事が頭をよぎります。
ナ係長は、ここに住んでいる刑事が誰か確かめるために、ジェスの家の呼び鈴を鳴らしました。
しかしその様子は、ジェスのアジトである地下室のモニターにすべて映し出されていたのです。
ジェスは自分が管理するネットの掲示板を開き、こう書き込みました。
「ついに最後の外注退治を始めるぞ!」
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【ボイス2 9話の感想】
事態はガンウにとってどんどん悪い方向に進んで行きます。
このままでは本当にガンウが猟奇殺人を犯した殺人魔になってしまいますが、まさか主人公がそんなことをするはずがありません!
物語もついに最終ステージへと突入しました!
さあ、ガンウの疑惑の数々はスッキリと解決するのでしょうか?
もう1つ、本編にはまったく関係が無いのですが、ガンウのフラッシュバックに登場する女の子の日本語があまりにもひどい!(笑)
シリアスなドラマなのに、「ぷっ」と吹き出してしまいました。
もしドラマを見る機会があったら、ぜひ注目してみて下さい!