ボイス2、6話のあらすじネタバレ結末の感想

この記事の著者

韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

これまで事あるごとにガンウと衝突してきたパク刑事ですが、命懸けで妻を助けてくれたガンウを徐々に受け入れはじめ、出動班の雰囲気も少しずつ良くなってきました。

 

そんな中、事件の関与が疑わしくなったナ係長に関し、疑惑の真実が次々と明らかになります。そしてゴールデンタイムチームのコールセンターには、また新たな通報が入ってくるのでした。

 

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目次

【序盤】

 

地下鉄人質事件の犯人カン・ドゥウォンによる供述で、その背後に強力班の係長クラスの人物がいると知ったガンウとグォンジュ。

その犯人は3年前から続く、一連の事件の真犯人の可能性が高いのです。

 

数日前にアルバイトをクビになり、社会に不満を抱いていたドゥウォンは、いつも見ているサイトで“シンマニ”という人物に話しかけられます。そして数日後、シンマニはドゥウォンの家に宅配を送ったのです。

 

中には爆弾が付けられたベストと一緒に“62 17:00 サムス駅 支庁方面 1両目”と書かれたメモが入っていました。

仮面を付けていたため、シンマニの顔は見ていなかったドゥウォン。しかし爆弾の取り扱い方法を動画で説明する際、ドゥウォンはシンマニのカバンの中に警察の帽子が入っていたのを見たというのです。

 

グォンジュ 「じゃ、ナ係長は実の弟を殺したっていうの?そんなのあり得ない!だってトチーム長(ガンウ)が見た犯人は30代の男だって言ってたじゃない!」

ガンウ 「だから言っただろ、警察に共犯がいるんだと。」

 

そして調べを進めると、真犯人は地下鉄人質事件のドゥウォンに対しては「シンマニ」、チャンチーム長の事件で車の急発進装置を作ったクヮク・ミヌには「ヘラクレス」など、いろんな名前を使い一連の事件の実行犯たちに接近していたのでした。

 

そしてその発信元のIPアドレスが、なんとプンサン署の強力チームから送られていたというのです。

 

この報告を受けたグォンジュは、ゴールデンタイムチームのソユルに「チャンチーム長が殺された時、ナ係長がどこにいたか調べて!」と指示を出します。

 

するとナ係長はその日半休を取っていて、チャンチーム長事件の現場にも遅れてやってきたということが判りました。

それどころか、ナ係長と3年前に殺されたナ・ヒョンジュン刑事は本当の兄弟じゃないことも判明したのです!

 

驚きの事実が判明し、グォンジュはますますナ係長に疑惑の目を向けます。

今度は、3年前の事件の時のナ係長のアリバイを調べるよう、ソユルに指示をしました。

 

時間が経っているので簡単ではないとソユルは答えますが、その時ガンウがこう言います。

「その日もナ係長は半休を使っていたんだ。」

 

ガンウは、かなり前からナ係長を調査していたのです。

 

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【中盤】

 

グォンジュから、ナ係長について調査を命じられたソユルは迷っていました。

警察内部には幹部だけが見ることのできる秘密の情報サイトがあるのですが、そのサイトに侵入すればもっと詳しいナ係長の情報が得られると思っていたのです。

 

そのことを先輩のウンスに相談しますが、ウンスからは「絶対にダメ!」と強く釘を刺されます。

しかしソユルはハッカーとしての血が騒ぎ、その言葉を無視してサイトを見てしまうのでした。

 

一方グォンジュは、次から次へと出てくるナ係長の疑惑の数々に、焦る気持ちを隠すことができませんでした。

「一刻も早く調査をしないと!」と興奮するグォンジュに、ガンウは「そう早まるな。もう少し確実な証拠が出てきてからだ。」と言います。

 

いつもは落ち着いて、何があっても物静かなグォンジュですが、この時ばかりはガンウと立場が逆になっていました。

 

その頃、警察の情報サイトをハッキングして忍び込んでいたソユルは、そこでナ係長に関するとんでもない情報を知ります。

 

するとその時、突然部屋に数人の刑事が入ってきてソユルを拘束しました。

ハッキングがバレてしまったのです。

 

強力チームで調査を受けるソユルのもとに、グォンジュがやって来ました。

グォンジュは「すべて自分が指示したこと」と責任を被ろうとします。

 

ナ係長 「ゴールデンタイムチームだか何だか知らんが、天才ハッカーまで採用してるクセに、IP住所くらい簡単に操作できることがわからんのか!」

グォンジュ 「では、1つだけ確認をします。3年前の事件と、チャンチーム長の事件の時はどこで何をしていたんですか!」

 

こう聞かれてナ係長は「お前、そんなことを聞くからには警察を辞める覚悟があるんだろうな?」とグォンジュに詰め寄ります。

そして公にはずっと隠していた、事件の時に内縁の妻のもとにいたということを告白したのでした。

 

ナ係長は体全体で怒りを表しながら、ガンウたちにこう言います。

「お前たちの予想した通り、俺とヒョンジュンは仲が良い方ではなかった。それでもアイツは俺の弟だ!」

 

場面は変わって、一連の事件の真犯人・ジェスが住むマンション。

 

会長と呼ばれている中年女性は、相変わらずジェスの地下室に荷物を置かせて欲しいとしつこく言ってきます。

ジェスがそれを断ると、警備室に文句を言い、他の住民にもジェスの悪口を言いふらすようになりました。

 

それを聞いたジェスは、この中年女性を殺したい衝動に駆られます・・・。

 

ガンウとグォンジュはナ係長の調査をしていますが、ナ係長もまた、もと部下のヤン刑事に命じてガンウの調査をしていました。

ナ係長は、弟を殺したのはガンウだと思っているのです。

 

3年前、ナ係長は弟のヒョンジュンからこんな話を聞いていました。

「兄さん、ガンウが最近おかしいんだ。時々、自分がやったことを覚えていないみたいなんだ。だから薬飲んでるのかな?」

 

その話を聞き、ナ係長は韓国中の病院を調べているのですが、未だにガンウの名前で薬を処方されている記録を見つけることが出来ないでいるのです。

 

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【終盤】

 

ゴールデンタイムチームのコールセンターに、また新たな通報が入っていました。

 

インターネットの個人放送で人気の「コ・ダウィのXファイル」という放送を見ていたところ、突然ゾンビが現れ、ダウィと撮影者を襲ったというのです。

グォンジュがさらに詳しく話を聞きます。

 

その放送は、元アイドルのダウィが深夜、廃墟などを訪れ悪霊退治をするという番組で、この日は、女のゾンビが出没するという部隊の建物で撮影をしていたのです。

 

しかし今までの放送を見てみると、明らかにやらせ番組でした。

ゴールデンタイムチームのメンバーも、今回は事件性はないと思い始めます。

 

ところがグォンジュだけは、何か違和感を感じていました。

映像に映るゾンビは、人間にしては動きがおかしいし、どうやら血も本物のように見えるのです。

 

そして現場に到着したガンウもまた、単なるいたずらではないと感じ始めます。

部隊の施設だったというその建物は、廃墟になってから監禁施設のように改造された様子なのです。

 

現場の音に耳を澄ませていたグォンジュは、水の流れる音を聞きます。

ガンウがシャワー室へ向かうと、部屋の隅で震えているダウィを発見しました。

 

ダウィはゾンビに噛まれたといい、その腕からは血が流れています。

 

現場を捜査するうち、女性物の赤い財布が見つかりました。

中には身分証明書が入っています。

 

身分証明書に記載されていた名前は、ジ・ヘヨン。

1ヶ月前、この施設で死体が発見された女性の物でした。

 

さらに現場を捜査するうち、ガンウは1人でいつしか無線の届かない場所にまで来ていたのです・・・。

 

そのころ、コールセンターにいたグォンジュの携帯に写真が送られてきました。

それは先日、真犯人がソユルの家に貼り付けて行った写真と同じものでしたが、今回はそこに映っている後ろ姿の男がガンウだという証拠写真も一緒に送られてきたのです。

 

そして続けざまにメッセージも届きます。

“ト・ガンウ刑事と一緒に殺人をやりました。ガンウ刑事が記憶がないと言っても無駄ですよ。私がちゃんと録画してましたから”

 

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【ボイス2  6話の感想】

ナ係長の次は、ガンウが犯人の共犯者?!

いやいや、いくらなんでも主人公が犯人ってことはないでしょう・・・と思いつつも、では記憶の無い間、ガンウは一体何をしていたの?という疑問が湧いてきます。

 

そして真犯人が持っているという、証拠の映像にはいったい何が映っているのかも気になります!

 

新たに通報が入ったゾンビ事件。

ゴールデンタイムチームは、幽霊相手にどのように事件を解決して行くのでしょうか?次回も楽しみです!

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