写真=公式ミュージックビデオ
イギリスの公営放送局であるBBCラジオでBTS(防弾少年団)のメンバーVのソロ曲が放送され話題を集めています。
現地時間の25日、BBCラジオではBTSのアルバム『Love Yourself』からタイトル曲である『IDOL』が流れ、続いてVのソロ曲『Singularity』が放送されました。
『Singularity』はVの特徴的なハスキーボイスが生かされたムーディーな楽曲となっています。
Vのヴォーカルにマッチしたシックなダンスもこの曲の魅力のひとつです。
ミュージックビデオやコンサートのステージではハンガーポールに掛けられた女性服と抱き合うように踊る振り付けがあり、官能的な冒頭部分が印象的な曲となっています。
写真=公式ミュージックビデオ
今回『Singularity』を放送したBBCラジオは保守的な特性を持つことで知られており、韓国の歌謡曲が放送されるのは極めて珍しく、今回が3度目でした。
特にアイドルグループのメンバーのソロ曲が放送されるのは非常に異例であると言われています。
話題のソロ曲『Singularity』の人気は今に始まったことではありません。
同曲は今年6月、イギリスの大手日刊新聞「ガーディアン」が掲載している“今月の最高のトラック50 ”に選ばれました。
また、アメリカのロサンゼルスで発行されている日刊紙「L.A.タイムズ」はBTSのコンサートのレビュー記事でVのソロステージを絶賛したことがあります。
さらにその後、音楽や政治、大衆文化を扱うアメリカの雑誌「ローリングストーン」もこの曲を「90年代を席捲したR&Bシンガー、テビン・キャンベルを連想させる」と評価しています。
『IDOL』に続きVのソロ曲がBBCラジオで放送されたのは、BTSのワールドツアーでヨーロッパコンサートが行われてから、多くのヨーロッパ圏のファンたちがBTSの曲だけでなくメンバーのソロ曲にまで関心を向けている証拠です。
ヨーロッパにおけるK-POPのステータスがそれだけ上がってきていると言うことができそうです。