写真=ビッグヒット公式ツイッター
BTS(防弾少年団)のリーダーRMが2018年10月23日に7曲入りの“プレイリスト”『mono.』をリリースしました。
『mono.』には防弾少年団のリーダーとして、そして平凡な青年キム・ナムジュンとしてこれまで感じて考えてきたさまざまな感情が含まれています。
中でも、一曲目の『Tokyo』の歌詞が話題になっています。
まず、タイトルとなっている東京ですが、この単語を韓国語に直すと‘동경‘となり、これは憧れという意味の単語である‘동경(憧憬)’と同じ発音になるのです。
このことから、一部のファンの間では『Tokyo』の歌詞の一行目にあたる“Wake up in Tokyo”とは“東京で起きて“という意味ではなく“憧れから目覚めて“という意味で解釈できるのではないかという考察が浮上しています。
また、曲の中盤で登場する歌詞“そしていつか俺たちは全部灰になるだろう“については、2018年5月にビルボードでステージを披露するために渡米した際のインタビューで、RMが興味深い発言を残しています。
「何かを燃やすと、その後にはいつも灰が残ります。でもその事実を忘れる時もあるでしょう?どこかにはいつも燃やして残る黒い灰があるのに、です」
さらに、曲の後半に差し掛かる部分の歌詞“なぜ愛と憎悪が俺には同じに聞こえるのだろう“を聴くと、2015年9月30日のRMのツイートが思い出されます。
「紙一重の差」という言葉とともに投下された画像には、右手に黒字で“LOVE”と書かれた白いリストバンド、左手に黒字で“HATE”と書かれた黒いリストバンドを着け、腕を交差させているRMの姿が写っています。
종이 한 장 차이 pic.twitter.com/aCzR1ZtVjq
— 방탄소년단 (@BTS_twt) September 29, 2015
この曲にはアイドルとして生きるRMとその傍でひとりの青年として生きるキム・ナムジュン、それぞれの視点から見た哲学が詰まっているのかもしれません。
“プレイリスト”『mono.』は各種音楽サービスを通して聴くことができます。
Sound Cloud: https://m.soundcloud.com/bangtan/sets/rm-mono-2018
Spotify: https://open.spotify.com/album/0XqAZHNx0xJDObehTI2587
iTunes /Apple Music: https://itunes.apple.com/jp/album/mono/1439732979