今日の探偵6話のあらすじネタバレ結末の感想

この記事の著者

韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

今回はダイルの母の死についての真相が明らかになるのですが、あまりにも悲しい母の決断に思わず涙が出てしまいます。

母の死にも赤いワンピースの女が関連しているという真実を知ったダイルは、ヨウルと一緒に女を探すことを決意するのでした。

 

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目次

【序盤】

 

ヨウルの部屋。

 

幽霊になってしまったダイルは、何も触ることができず、ドアが開いている時にしか行き来することもできません。

しかしヨウルの妹・イランの形見である補聴器には、なぜか触ることができます。

 

「赤いワンピースの女が幻覚と幻聴を利用しているのは確かだ。だとしたら、補聴器から聞こえる声から何か手がかりが掴めるかも知れない。」

そう考えたダイルは、自ら補聴器を付けてみます。

 

しかし・・・何も聞こえません。

どうやらヨウルじゃないと聞くことができないようです。

 

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【中盤】

 

ダイルとヨウルは、とある一軒家にやって来ました。

ここはかつてダイルが母親と暮らした家だったのですが、母親が亡くなってから、家はそのままの状態になっていました。

 

もう動いていない壁掛け時計のように、この家の時間も止まってしまったように見えます。

 

家の中でヨウルが補聴器を付けます。

 

すると5年前、ダイルの母親が聞いた声が聞こえてきました・・・。

 

母親の前に立つダイル。

「小さい頃から母さんは俺のお荷物だったんだ。母さんじゃなかったら、俺も自分がやりたいことができたのに!」

 

母親に対してひどい言葉を言うダイル。その後ろには赤いワンピースの女が立っていました。

ダイルはさらに母親に暴言を吐きます。

 

「俺の人生から、母という重荷を下ろしたいんだ!」

 

申し訳なさそうに泣く母。

しかし次の瞬間、母はこう言います。

 

「お前は誰?ダイルじゃない。今お前が言ったのは、私が考えていることで、ダイルの気持ちじゃない!」

 

すると今まで母親の前に立っていたダイルの姿は消えてしまいました。

後ろで赤いワンピースの女が「面白くないわ」と一言つぶやきます。

 

母親に暴言を吐いていたダイルの姿は、この女によって作られた幻覚だったのです。

ダイルを信じている母は、この幻想に騙されませんでした。

 

そして「ダイルを殺す」と言う女に、「息子には指1本触れさせない!」と強い口調で阻止する母親。

すると女は、母親の耳元でこうささやきます。

 

「じゃあ選んで。息子を殺すか、あんたが死ぬか。」

 

そうしてダイルの母は、自らが死ぬことを選びました。

お気に入りのレコードをかけ、浴室で手首を切ったのです。

 

浴室の鏡には、母からの最期のメッセージが血文字で残されていました。

“ダイル、誰が何を言おうと信じないで・・・あの女の言葉は信じないで・・・ダイル、愛してる・・・”

 

ほどなくして家に帰宅したダイルは、変わり果てた母親の姿を発見します。

 

泣きわめきながら母を抱きかかえるダイル。その時、部屋から出ていく赤いワンピースを着た女の後ろ姿を垣間見たのでした。

 

すべてを聞き終え、ヨウルが補聴器を外そうとした時、また赤いワンピースの女の声が聞こえました。

「誰も私がやったとは気づかない。なぜなら私は存在しないから。」

 

母の死の真相を知ったダイルは体中から怒りが込み上げてきます。

 

すると次の瞬間、家の中が地震のように振動し、家具が倒れ始めました。

ヨウル 「これって・・・ダイルさんの力?」

 

幽霊になったダイルは、いつの間にかこんな力がついていたのでした。

 

まだ真相を受け入れられず、心の整理がつかないダイル。

そんなダイルに、ヨウルはこう言います。

 

「あの女を捕まえましょう。そしてなぜイランだったのか、なぜダイルさんのお母さんだったのか、理由を聞きたい。

イランもお母さんも女の声に騙されず、私たちを守ろうとしたじゃない。だから私たちも確かめなくちゃ!」

 

その言葉に我に返ったダイル。次の被害者が園長だと予想し、ヨウルと共に幼稚園に向かいます。

 

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【終盤】

 

深夜の幼稚園。

 

敷地内の自宅で寝ていた園長に、死んだイ先生の幻覚が見え始めます。

あまりの恐怖に自宅を飛び出し、車で逃げる園長。

 

一方、園長が飛び出した直後に幼稚園に忍び込んだダイルとヨウル。

ダイルは建物の中に、ヨウルは公園の方へと分かれます。

 

するとヨウルは、夜の公園で1人で遊ぶ小学生くらいの女の子を見かけます。

近づいてみると、その女の子は虫の胴体や足をちぎって遊んでいるではないですか!

 

ヨウル 「ダメ!そんなことしちゃ!」

女の子 「こうしたら虫たちも痛いかな?怒るかな?」

 

そして女の子はニヤリと笑い、ヨウルに「怒った?」と聞くのです。

 

そのころダイルは先生たちの宿舎に来ていました。

すると自分がイ先生に殴られた時の記憶がよみがえって来ました・・・

 

急に頭を抱えて苦しみだすダイル。やっとのことで建物の外に出ます。

 

するとそこには、さっきの女の子の腕を掴んでいるヨウルの姿が。

「チョン・ヨウル!その手を放すんだ!!」叫ぶダイル。

 

その言葉にハッとしたヨウルは、あらためて女の子を見直します。

するとそれは先ほどまでの女の子ではなく、赤いワンピースを着た女に変わっていたのでした!

 

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【今日の探偵 6話の感想】

赤いワンピースの女がどんな方法で人々を殺していくのか、その方法がわかってきました。

自らは手を下さず、幻覚を見せたり幻聴を聞かせたりして心をコントロールしていくのです。

 

でもこれってやっぱり人間の仕業じゃないですよね?

女が幽霊ならば全部納得なのですが、そう簡単に解決させてくれませんね!

 

「今日の探偵」、なかなか奥が深いドラマです♪

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