ボイス2、3話のあらすじネタバレ結末の感想

この記事の著者

韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

ガンウはグォンジュと協力して、チャンチーム長拉致殺害事件の真相を秘密裏に調査することにしました。

お互いを少し認め始めてきた2人ですが、信頼を深め、事件を解決に導くことはできるのでしょうか?

 

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目次

【序盤】

 

「夫がナイフを持って、アイツ(ヨム・ギテ)の家に向かった」という妻からの通報を受けたゴールデンタイムチームは、すぐさま現場に出動します。

 

ヨム・ギテは児童性虐待で刑務所に服役していましたが、数日前に出所していました。

そして妻の話によると、ギテは出所後、許しを請いに水産食堂を営む夫婦の店へ来ていたというのです。

 

謝罪を受け入れることをしなかった夫婦は、ギテを追い返します。

 

ところがその夜、被害者である娘・ヒジュの様子がおかしくなります。まだ事件のショックから、不安症を克服できていないのです。

 

ヒジュは突然泣き叫び、こう言います。

「アイツは、学校の前でも私を待ち伏せしてたのよ!」

 

場面は変わって、ヨム・ギテの自宅。

ギテは牧師なのか、女性の信者2人と祈りを捧げていました。

 

そこへヒジュの父親が入って来ます。

「ヒジュはどこだ!!」

 

「何も知らない、学校にも行ったことがない!」というギテ。

と、そこへゴールデンタイムチームのメンバーが入って来ます。

 

とっさにギテの首にナイフを当て、人質に取る父親。

ギテは2日間家から出ておらず、信者たちも一緒に祈りを捧げてたと訴えます。

 

この様子をコールセンターで聞いていたグォンジュは、2人の声の様子から、どちらも嘘を言っていないと判断しました。

そしてこれは、ギテをまた刑務所に入れようとしたヒジュの狂言だったと判明したのです。

 

それでもまだギテを開放しない父親に向かい、ガンウはこう言います。

 

「ギテを殺したら、楽に暮らせると思うか?絶対にそんなことはない。

殺したら、ヒジュは被害者ということに加え、殺人者を父親に持ってしまうことになるんだ!」

 

ガンウの説得で、ギテはやっと解放されました。

 

ギテの首に出来た傷を治療しようと、弟子の1人が近づいたとき、ギテが「鼻炎がひどくて息が苦しい」と言い出します。

しかしグォンジュはそれを直感的に嘘だと思ったのでした。

 

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【中盤】

 

その頃、ヒジュの弟・ジウクは幼稚園で母親が迎えに来るのを待っていました。

しかしヒジュの事件があったため、母親はジウクを迎えに行けなかったのです。

 

ジウクは、先生が目を離した隙に「1人でも帰れる!」といって幼稚園を出てしまいます。

そしてその帰り道、何者かに誘拐されてしまうのです。

 

一方、警察署では今回の狂言誘拐について、関係者から話を聞いている最中でした。

 

ギテと一緒にいた信者が、控室でこんなことを話しているのをグォンジュは偶然耳にします。

掃除を手伝いにギテの家に行ったら、朝履き替えた白い靴下が真っ黒に汚れてしまったというのです。

 

鼻炎なのに、そんなに家を汚くしているのはおかしいと思ったグォンジュは、ギテは鼻炎なのではなく、成人女性のニオイが嫌で息が苦しくなったのだと推理し、それをガンウに伝えます。

 

そのときグォンジュは、ギテの家で聞こえたかすかな声を思い出しました!

ギテがつぶやいた言葉は、確かに「小さいヒジュと遊ぶ」と聞こえました。

 

このことからグォンジュは、ギテが刑務所に入っている間にヒジュが成長してしまったため、次はジウクを狙ったのだと考えます。

 

すると母親の話から、ジウクには最近秘密の友達ができたらしく、その“友達”はピエロの格好をしていることがわかったのです。

 

そしてゴールデンタイムチームは、ついに防犯カメラに映るピエロを発見します。

 

ただちにその場所に向かう、ガンウと出動チーム。

そのころピエロの格好をしたギテは、港の近くにある廃ビルにいました。

 

横には長持ちのような細長い箱があり、中にはさらわれたジウクが入れられています。

 

ギテはジウクに、こんな気味の悪い言葉を言うのでした。

「これからおじさんと面白い遊びをしよう。ヒジュとおじさんは好き合っていたんだけど、大きくなって別れちゃったんだ。」

 

なんと、ギテはジウクに女の子のカツラと服を着せていたのです・・・。

 

同じころ、ギテのいる廃ビルに到着するガンウと出動班のメンバー。

ビル内をくまなく探しますが、なかなか見つかりません。

 

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【終盤】

 

ゴールデンタイムチーム・コールセンター。

 

グォンジュのもとにヒジュがやって来てこう言います。

「ジウクは“無敵ウォッチ”という、おもちゃの時計を持っていると思う。」

 

それは、夜な夜なうなされて悲鳴を上げるヒジュに、「悪い奴が来たらこれで退治して」とジウクがくれたものでした。

しかし事件のせいで心がすさんでいたヒジュは、ジウクの優しいプレゼントを受け取らなかったため、代わりにジウクが身に着けているはずだと言うのです。

 

「私が経験した地獄を、絶対ジウクには見せてはいけない。同じ目に合うのだけは絶対ダメ・・・お願い、ジウクをたすけて。」

そう言ってヒジュは、泣きながらグォンジュに懇願するのでした。

 

 

ジウクが無敵ウォッチを付けているということは、ガンウと出動班にも伝えられました。

「ジウク!この声が聞こえたら、無敵ウォッチを鳴らすんだ!」と声をかけながら、必死の捜索が続きます。

 

声が聞こえ、ウォッチを鳴らすジウク。

壁の向こうからかすかに聞こえるその音を、グォンジュは聞き逃しませんでした!

 

「すぐ前にいる!」

 

グォンジュの言う通り、その部屋から荷物で隠されていた扉を発見。ジウクを無事救出しました。

 

ギテはナイフを振りかざして抵抗しますが、結局ガンウに逮捕されてしまいます。

 

連行される途中、自分のしたことにまったく罪の意識を持たないギテに、強力班のパク刑事が腹を立て、殴ろうとします。

その時ガンウが「暴力は禁止ですよ。先に降りていて下さい、俺が連れて行きますから。」と止めに入りました。

 

階段の上で2人きりになるガンウとギテ。

ガンウ 「いくらピエロの扮装をしたって、お前から出るニオイは消えない。刑務所からは、死体になってから出ることだな。じゃないと俺が殺すぞ。」

 

ギテ 「でも知ってますか?あなたたちが未遂で終わらせたから、何年かで出てこれるんですよ。ジウクにちょっと待ってて、必ず遊びに行くからと伝えて下さい。」

 

するとガンウは、「その前に俺と遊ぼう」と言ってギテに蹴りを入れました!

階段を転げ落ちるギテ、でも下で見ていたメンバーたちは見ないフリをします(笑)。

 

病院でジウクと再会する家族たち。

ヒジュは今回のことがきっかけで、事件のことを少し克服できたようです。

 

そのころガンウは、黒いマスクの男を見かけたモーテルを捜索していました。

すると黒いマスクの男が泊まっていた部屋から、遺体を写した写真と、3年前の事件の真犯人が付けていた仮面が発見されたのです!

 

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【ボイス2、3話の感想】

 

今回は児童性虐待というかなり重いテーマで、被害を受けた子供とその家族について、いろいろ考えさせられる回でした。

 

パク刑事がギテを殴るのを止め、代わりに自分がギテを蹴り落としたガンウ。いつも言葉の悪いガンウですが、こういうところにチラッと優しさが見える、魅力的なキャラクターです。

 

3話前半の黒マスクの男をガンウとドッキが追うシーンでは、ガンウの特徴ある走り方にも注目してみて下さい!

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