第1話で魂が入れ替わってしまったウルチヘイとチャンファサ。先に目を覚ましたチャンファサは念願のお母さんとの再会を果たします。一方、病院で目が覚めたウルチヘイはこのまま刑務所に戻ってしまえばすべてが終わると思い脱出を図りますが、ウルチヘイとあった直後につかまってしまい刑務所に戻されてしまいます。
ウルチヘイとして恐れながら、不慣れながらも自由を満喫するチャンファサ。一方、刑務所のウルチヘイは独房に閉じ込められ、自分が弁護士のウルチヘイと訴えても誰にも信じてもらえず、医務課長にも衝撃による解離性精神疾患との診断を受けてしまいます。
刑務所側はウルチヘイを精神疾患を患っている収監者たちが集まる、コンジュの刑務所に移送することを決めます。
自分が殺したとされる、チュヨンベが生きていると思ったチャンファサは二人の思い出も場所を訪れます。そこには現在SHC代表のギサンと名乗っている、チュヨンベの姿が。
彼を見た瞬間思わず大声でチュヨンベ!と叫んでしまったチャンファサ。自分の正体を知っている人物がいると驚いた、ギサンごとチュヨンベはチャンファサを追っかけますが結局その正体に至ることはできませんでした。
コンジュ刑務所に移送される日。移送車のところまで連れてこられたウルチヘイは自分がコンジュ刑務所に移送されることを知り、自分の同意がなかったから行けないと、権利侵害であると訴えます。そこにチャンファサが現れます。チャンファサはウルチヘイに、自分は弁護士のウルチヘイである!122番あなたは誰?と聞くのでした。
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目次
序盤
1984年の12月24日。この年はペルセウス流星群が44年ぶりに現れる年でした。流星群の華麗なショーが繰り広げられたその日、ギユジンは生まれたのでした。
ギユジンが目を覚めたら自分の周りで医務院たちが自分の血圧を測っていました。どうやらチャンファサの心停止の時の除細動機処置のときに感電が起こり、その衝撃で気を失っていたようでした。同じく約30分程度、気を失っていた恋人が心配になり9番ルームを飛び出したユジン。
チャンファサは初めは夢だと思っていたけれども、駆け込んだトイレも鏡に映し出された自分の顔や心配して一緒についてきた教導看の呼び声に徐々に本当に魂が入れ替わったことを認識します。
ウルチヘイの荷物をもらって外に出たものの、どの車かもわからない。結局彼女は車を置いて歩き始めます。歩きながら、神様は自分がウルチヘイという人の姿に変えられることで、神様への自分の祈りが応えられたと、これは神様からのプレゼントであると思います。しばらく歩いたところで車で刑務所を出てきたユジンと道の途中で止められます。
どこか様子が変だと思ったユジンはチャンファサを病院に連れて行き検査を受けさせます。病室でウルチヘイの荷物から財布の中にあった写真からユジンとウルチヘイの関係を知ったチャンファサ。
そのころウルチヘイも病院にいました。病室から目を覚ましたウルチヘイはベッドのそばに教導看がいること、そして自分の手首に手錠がかけられベッドと繋がっていることを不快に思いますがまだ気づきませんでした。体を起き上がらせて窓ガラスに映し出された自分を見た瞬間ウルチヘイは驚き、トイレに駆け込み鏡でチャンファサになってしまった自分の姿を確認し絶叫してしまいます。
様々な精密検査を受けている間、ウルチヘイはチャンファサに会わなければと思います。このまま刑務所に戻ってしまってはすべてが終わってしまうとも思いました。病室に戻る途中、ちょうどトイレに行きたがる教導看に逃げないからと安心させ、教導看がトイレに入ったすきに逃げます。
はじめはウルチヘイを探しいろんな病室を探しましたが、だれかの服と携帯を盗み、ウルチヘイに連絡をし約束場所を伝えます。ウルチヘイの忍んで待っていた約束の場所に現れたチャンファサ。しかしウルチヘイはチャンファサたちの通報によりつかまってしまいます。
刑務所に戻られてしまったウルチヘイは同房に閉じ込められます。自分がウルチヘイであることを懸命に訴えますが誰も信じてくれるはずがありません。ウルチヘイは断固と食事も拒否します。
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中盤
一方恋人のユジンが用意してくれたホテル部屋で自分の収監番号122番を叫びながら眠りから覚めたチャンファサ。上層のホテル部屋な大きな窓から眺める景色は実に34年ぶりの外の景色でした。
彼女は自分が最初に収監された日を思い浮かびます。常に誰でも死ぬと自分に言い聞かせてきたこと、孤独と戦ってきたことなど。そんなことを考えているとき、急な飢えを覚えたチャンファサはたくさんのご馳走を頼み口の中に押し込むようにそれらを食べます。そして悟ります。
チャンファサ「私は生きていたんだ!この世で、こんなにも躍動する心臓を持ちしっかりと生きていたんだ!」と。
チャンファサはまず認知症で養護病院に入院しているお母さんを訪ねます。認知症を患っているお母さんが姿の変わってしまった娘に気づくことはありません。誕生日ケーキをお母さんに食べさせ誕生日の祝いをしてあげたチャンファサはお母さんにこう語りかけます。
チャンファサ「お母さん。天は意味のあることしかなさらないよね?私が殺したというチュヨンベが生きているみたいなの。それがどういうことなのか調べるのがきっと天の御心だよね?」
お母さんとあっているところに、母の誕生祝に来たチャンファサの親友、ガムミラン(キムジェファ)にばったり会います。チャンファサの再審を手伝う弁護士であるという話で警戒心をほどいたものの、チャンファサの母のために特室に移るよう200万ウォンの巨額を預けたことと、なんでも必要なものは自分に請求するようにと言われたことを教えてくれた看護師の話に、チャンファサの釈然としない不信感を持つガムミランでした。
ウルチヘイのマンションの玄関前で開け方がわからず困っていたチャンファサは、同じ部屋の収監者の話を思い出します。電気式オートロックドアの解除は電気ガーンでやると。その話通りに護身用の電気ガーンを買ってきてドアロックを解除しますが、警備会社に連絡がいってしまいます。
出動要請を受けた警備会社の職員は、以前ウルチヘイにより汚名を着せられ交通警察に更迭された刑事、オボンサムでした。警備会社の職員は身分確認のために署まで同行しましょうというところをオボンサムによって身分の確認が取れたことで、オボンサムはアイスコーヒーをねだりながら一緒にウルチヘイのマンションに入ります。
トイレを探しているとき、作業ルームのボードに書かれているSHCとチャンファサ事件の相関図などを発見しその部屋に忍びます。そこで自分が更迭される理由となったSHCの一人息子の事件に関する資料がないかと物色し始めます。車両確認の書類を見つけ出し写真に収めたところでチャンファサと会い部屋を出ます。
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終盤
ウルチヘイのマンションであれこれリモコンを押していたところ、自分の事件である“セコナル殺害事件”のプロジェクトを発見したチャンファサ。その画面には死んだと思ってたチュヨンベがどうしてか‘チュヨンベの腹違いの兄、ギサン’としてSHCの代表取締役となっていたのでした。違うと、チュヨンベであると驚くチャンファサ。
チャンファサの収監されている刑務所の所長から彼女が精神疾患になりコンジュ刑務所に移送されることを知ったチュヨンベは真夜中にどこかに車を走らせます。途中、真っ暗闇から飛び出してきた人を引きそうになりましたが何度か交わしその場を去ります。
チュヨンベが着いたところは、恋人であったチャンファサとデートをしてたメリーゴーランドの前。チュヨンベに引かれそうになっていたのはチャンファサでした。車の前に立ち、ジッポライターに火を付けたり消したりする姿は若き頃のチュヨンベの姿そのものでした。思わず“チュヨンベ”と叫んでしまったチャンファサ。
自分の正体を知っている誰かがいると驚いて追っかけるチュヨンベと逃げるチャンファサ。声の主を追っかけたけど結局正体までには至りませんでした。自分の車に戻ってきたチュヨンベは絶対チャンファサであるはずがないのに一体誰が?と思い悩みます。
コンジュ刑務所に移送される日の朝。移送車両の前で初めて自分が移動されることを知ったウルチヘイは自分は同意していない、だから権利侵害であると訴え移送されることを拒否します。そんななか現れたチャンファサ。チャンファサを見かけては一直線に走りより、
ウルチヘイ「あなたの仕業なのか?私を精神病棟に送り込むのは!どうして?私の体が欲しくて?私として生きたいから??」とのチャンファサへの問いかけに
チャンファサ「私は弁護士、ウルチヘイだの。あなたはチャンファサ。私はウルチヘイなの。122番あなたは誰なの?」と聞くのでした。
<ナインルーム第2話の感想>
キムヘスクさんとキムヒソンさんの演技!すごいです!引き込まれます!入れ替わった体で正体をバレずに利用しどうしても自分の事件の真相を調べ真実を明かさなければならないチャンファサ。早く正体を明かさないと死刑になってしまう、精神病棟に閉じ込められてしまうウルチヘイ。二人の緊迫で切なる状況がスリルを増し加えます。
はじめの部分にユジンの出生の場面がでますが、医者たちも実母も死んでいるような状況でした。これはまたどういった事情でしょうか?その病室にあった除細動器も不気味な青い光を放っていました。これもまた何らかのつながりがあるのでしょうか?スピード感とスリリング感満載のナインルーム。第3話が待ち遠しいです。
これまでナインルーム第2話のあらすじとネタバレ感想でした。