Mr. Sunshine(ミスターサンシャイン)23話のあらすじ・ネタバレの感想

この記事の著者

韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

「もしかしたら彼女が死んでいるのかも知れない」。だからドンメとユジンは死体安置所である人を探していました。それからのこと、ホテルからの銃声。駆けつける2人。そしたら今度はホテルが爆破。ドンメとユジンは唖然とします。

ところがそのホテルには日本軍が多く滞在していました。そのホテルが爆破したのです。街にいた日本軍はすぐに駆けつけるのですが、自体の収拾はつきません。もちろん、ユジンとドンメの2人も爆破したホテルの跡地を探します。「ひょっとしたら彼女が関係しているかも知れない」そう思う2人なんです。

 

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目次

 本編

 

爆破した残骸の中からクドヒナを探したドンメとユジン。とりあえずドンメはクドヒナを抱えてどこかへと逃げます。

 

ドンメ「彼女を探してくれ」

 

そう言い残し、離れるドンメです。それからしばらくのこと、ユジンはエシンを見つけます。ユジンもまたエシンを抱えてホテルから逃げます。しかし逃げる当てがあるわけではありません。危機一髪のユジンもドンメ。ところが朝鮮の人たちがそんな2人を助けてくれます。自分とは何の関係もないはずなのに…。「同じ朝鮮人なんだから」、彼らにとってはそれだけでも2人を助ける理由になるのです。

 

後日、日本軍は爆破の犯人はホテルの主、クドヒナで間違いないと決めつけます。一方のクドヒナはドンメに保護されてはいるのですが、彼女は爆破に巻き込まれてやっと息をつないでいる状態です。

 

クドヒナ「私を…、母さんのところに連れってって」

 

だからドンメは最後にクドヒナを海へ連れていきます。そしてクドヒナは最後の言葉を残します。

 

クドヒナ「ある男を待ってたの。ずっとずっと待ってたの。ホテルの裏で、街で、その人の家で…」

 

クドヒナ「生きて帰って来てと…。絶対生きて帰ってくださいと…」

 

クドヒナ「コ・エシンだけを愛し、愛に狂った、愛した故に狂ってしまった、そんな男を…」

 

クドヒナ「私はずっと待ってたの」

 

クドヒナ「雪が降ったら、また私に会いに来て、ずっと待ってるから」

ドンメ「雪は…まだ遠いぞ」

 

クドヒナ「だから、それまで生きて欲しいの」

 

クドヒナ「ゆっくり会いに来て」

 

クドヒナ「私、待ってるから」

 

息を引き取るクドヒナ。

 

ドンメ「ヨンヒ…」

 

ドンメ「寝ていてくれ、あと少しなんだから」

 

 

場面は変わり、ハンソンの病院です。病院はすでに先日の朝鮮軍と日本軍との戦闘での患者でいっぱいです。そんな病院に押し寄せてくる日本軍の患者たち。今回の爆破の負傷者たちです。「ベッドが空いていません。とりあえず床に…」そんな看護師の言い分には目もくれず、日本軍は患者を撃ち殺し「空いたぞ」という始末。

包帯と消毒液をもらいに来たユジンはそんな場面に出くわし、彼らを撃ち殺します。

やっとのこと医療品を手に入れたユジンはエシンの手当をします。そしてなんとか義兵団の元へ返すことに成功するユジン。

 

街は爆破の主犯を探すため大騒ぎ、とにかく疑わしい人はとりあえず撃ってみる日本軍です。病院は相変わらず混沌の中です。朝鮮人の患者が来たら、撃ち殺し、「日本人の手当をしろ」と命ずる有様。耐えかねた看護師は病院をやめます。そして向かった先が義兵団。

混乱の中、一人、また一人と義兵団のもとへ集まる人たち。「なんでもします」と集まって来た人たちでいっぱいです。よろず屋、看護師、人力車、洋服屋とさまざまな人達が集まりました。

 

ユジンはドンメに会いに行き、今までのことを話します。エシンは探したと、彼女を義兵の元へ返したと。そしてドンメは「用事がある」とどこかへ行きます。

 

ドンメが向かった先は武心会ハンソン支部。

 

ドンメ「ここらで、俺の物を返してもらう」

 

ドンメはただ一人で新しいハンソン支部を一人、また一人と切り倒します。ドンメは一人でハンソン支部を壊滅します。そして和式ホテルを取り戻すドンメ。

ハンソンの和式ホテルはワンイクの元部下がドンメがいない間に勝手に占拠していたのですが、ドンメに奪われてしまいます。だから、ワンイクの元部下の次の手は日本軍に媚を売ることです。今回手に入れた義兵団の名部をエサに元部下は地位と名誉を要求します。

 

 

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 終盤

そして始まってしまった義兵探し。義兵の本拠地へと向かう日本軍と元部下なんですが、すでに読まれていました。本拠地には誰もいません。義兵団は間一髪で逃げていたのです。

しかし、義兵団に猶予があったわけではありません。逃げる時間を稼ぐために、囮を使うしかなかった義兵団。囮はエシンの駕籠。

駕籠を担う人たちは老人ばかり、今回の作戦に命を落とすつもりなんです。その中にはいつもエシンと一緒にいた男の従者と女の従者の姿もいます。彼らは義兵団が逃げる時間をかせぐために、そしてエシンのために命を落としました。日本軍に撃たれる彼らです。

 

 

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感想

 

今回は悲しかったですね。クドヒナも死んでしまうし、いつもエシンのそばで笑っていた従者の2人も死んでしまいます。

クドヒナなんですが、ドラマで詳しくは描かれてなかったんですが、ドンメとクドヒナの2人は日本で知り合ったみたいなんです。

クドヒナは父に売られて日本人に嫁がれて日本に、そしてドンメは身分が低かったため日本へいきました。ドンメは剣の腕がたったため武心会で出世しましたが、その間はかなり辛かったと思います。クドヒナは体中に古傷があるなど、日本での生活はそう優しいものではなかったと思います。そんな辛い過去を持つ2人だったから、そして辛い過去を共にした2人だったから、想像し難いつながりが2人の間にあったと思います。だからこそ、クドヒナの死、そしてそんな彼女の死を見守るドンメはこころに残るんだと思います。

ミスターサンシャインは次回で最後みたいなんですが、最後まで見守りたいと思います。

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