BTSのリーダーRMが9月24日、ニューヨークにある国連本部でスピーチをしました!
今回のスピーチで’Love Yourself’というメッセージを全世界に発信したBTS。
BTSのファンだけではなく、多くの方が、彼のスピーチに感動していること間違いないですね。
それではBTSは、どうやって国連の舞台に立つことが出来たのでしょうか。
BTSが国連でスピーチすることになった経緯について説明いたします。
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◆BTSが行った第73回の国連総会
BTSが国連に行った経緯を知るためには、国連がやっていることを理解する必要があります。
国連は国際平和と経済・社会・文化の国際交流を目的にした活動をしていますが、そのために様々なキャンペーンを実施しています。
今、やっているキャンペーンの中の一つが、国連とユニセフが共に展開する‘ジェネレーション・アンリミテッド’というものです。
‘ジェネレーション・アンリミテッド’は、国連の「UNユース2030戦略(UN Secretary-General’s Youth 2030Strategy)」の一環として展開しているもの。
2030年に20億人に増える世界中の青少年に良質な教育や環境を提供して、より明るい未来を作っていくことを目標にしています。
先進国の日本では中学はもちろん、高校に進学するのも当たり前になりつつありますが、まだ世界中には教育環境が整っていない国も多いですからね。
どんな国に生まれたとしても平等な教育のチャンスを与えていくことで、青少年たちの無限の可能性を引き出していこうというのが国連とユニセフの考えなんです。
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◆国連とユニセフのキャンペーンとBTSの共通点
それでは国連はなぜBTSにスピーチを依頼したのでしょうか。
ファンの方ならもう気づいているかもしれませんが、答えはBTSが歌い続けてきた‘Love Yourself’にあります。
BTSは昨年から‘Love Yourself’をテーマにしたアルバムを発売、それに合わせた映像や曲、パフォーマンスを披露してきました。
あのビルボード200で1位をとったアルバム『LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’』と『LOVE YOURSELF 結 ‘Answer’』も、‘Love Yourself’をテーマにしているんです。
そして国連とユニセフは、自分たちが展開している‘ジェネレーション・アンリミテッド’とBTSの‘Love Yourself’は相通ずることがあると判断しました。
ユニセフ韓国委員会側は今回の招待について「すべての可能性は自分に対する愛と尊重で始まるというBTSの‘Love Yourself’キャンペーンと青年たちの無限の潜在力を導き出そうというユニセフのアジェンダ‘ジェネレーション・アンリミテッド’は目指している価値が同じ。」だと述べました。
それにBTSは‘Love Yourself’キャンペーンの一環として昨年11月からユニセフの児童虐待防止キャンペーンの#エンドヴァイオレンス(#ENDviolence)にも参加していて。
‘Love Yourself’で作ったアルバムの純利益の3%をユニセフに寄付しています。
これらのことがあってBTSはニューヨークの国連本部にて、スピーチを行うことが出来たんです。
単なる‘人気者’だから呼ばれたというわけではないことを、多くの方に知ってもらいたいですね!
最後に、RMのスピーチの一部で締めくくりたいと思います。
こうやってBTSが発信するメッセージが世界を変えて行っているんじゃないかなと思いませんか♪
「みなさんが誰であれ、どの国の出身であれ、肌の色がどうであれ、ジェンダーがどうであれ、自分自身について語ってください。
みなさん自身について語り、みなさんの名前を声を見つけてください。」