韓国医療ドラマLIFE(ライフ)、第11話のネタバレあらすじ結末の感想

この記事の著者

韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

サンコク病院にある応急患者が発生しました。患者はあえなく死亡。亡くなった患者が急にいなくなり、ジンウは患者を探すはめになります。

ところがその亡くなった患者は新しい院長が手術室に入れたのです。わけも分からず手術室を出るジンウ。しかしそれにとどまらず、病院に記者の群れが入ってきます。どうやら、そのなくなった患者は何かがあるようです。

 

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目次

本編

 

なくなった患者、これは何かがおかしい。そもそも患者はソウル市内でたらい回しをされました。そしてサンコク病院に移動され、あえなく死亡しました。ところがこの患者にはなにか事情があるらしいです。

患者は喧嘩の末に倒れました。実はその患者はとある情報提供者です。記者と共にとある企業の会長の非理を暴こうとしました。その記者が所属している記者団は今まで権力者たちの非理をなんども暴いた記者団です。今回も権力者の非理を暴こうとしました。ところが、記者のミスにより、情報提供者である患者の身元がばれました。患者は職を失い、いろんな脅迫を受ける毎日、その末に文句を言うため記者のところへゆき、喧嘩の末なくなりました。

しかし、容疑者である記者の主張は違います。「患者は急に倒れました」、「自分は手を出していない」そう主張する容疑者です。

院長の検死結果、患者の死因は病死とも、外部衝撃により死亡とも言える状態です。しかし、新しい院長は「外部衝撃による死亡」と主張します。それにより世論は情報提供者と記者との喧嘩の末、情報提供者がなくなった。世論はそうなりました。

 

今回は亡くなった患者と記者が暴こうとした人物をみてみましょう。彼はとあるグループの会長であり、サンコク病院のグループであるファゾングループの会長とも親しい(悪縁)です。ファゾングループはそのグループの携帯部門をつかい利益を出そうとするのですが、そのグループは頑固としてファゾングループを断っていた状態でした。そんな中、サンコク病院(ファゾングループ)に患者が入ってはなくなりました。

言ってしまえば、ファゾングループのおかげで患者の死因は「外部衝撃による死亡」となりました。記者は容疑者として、そして殺人犯として捕まることになり、権力者の非理を暴いてきた記者団は殺人者の集団となりました。正義の記者団はもう終わってしまった。そしてサンコク病院、ひいてはファゾングループのおかげで非理を暴かれずに済んだ人物がいます。ファゾンの会長と親しい間柄(悪縁)であり、ファゾンとの契約を断ってきたグループの会長。この件によりファゾンは無事にそのグループと契約をとれたのです。

 

応急外科の専門医であるジンウは、なくなった患者をなんとか生き返らせようと頑張った人物であり、サンコク病院でその患者を最後まで診た医者です。そんな彼はCTの記録だってもっています。ジンウはもちろん理解しています。これが単純に「病死だ」、「外部衝撃による死亡だ」といえない状況であると。

それでも、ギョンムンのところへゆき、「これはおかしい」と主張します。ギョンムンに病死の可能性を語るジンウ。本当に病死の可能性のあります。でも、遺族は剖検を反対している状況。

 

ギョンムン「それはすべて可能性の話だ」

 

ギョンムン「しかし…」

 

ギョンムン「あの記者団を忌み嫌った人たちがいる」

 

ギョンムン「皆、権力者であり、力をもっている人たちだ」

 

ギョンムン「ところが自分らを調査していた記者と喧嘩した人物が倒れたんだって」

 

ギョンムン「なるほど、じゃぁ、うちの病院に運ばせよう」

 

ギョンムン「で、そこでなくなったんだ」

 

ギョンムン「やった、よかったじゃん」

 

ギョンムン「殴られて、殴られて死んだことにしよう」

 

ギョンムン「院長も俺たちも同じなんだ、まだ、病死なのか外部衝撃なのかはっきりとはわからないんだ」

 

ギョンムン「権力者が介入したからといって、それが偽りをいったわけではないんだ」

 

ギョンムン「病死かもしれないし、発表どおりの外部衝撃なのかも知れないんだ」

 

ギョンムン「しかしこの状況で、お前は剖検を主張している」

 

ギョンムン「絶対に難しいと思うが、なんとかして剖検までもっていったとしよう」

 

ギョンムン「病死ではない。外部衝撃によるものだ。そうなるとお前はどうなるんだ?」

 

ジンウ「…」

 

ギョンムン「そっちの方がまだマシだ」

 

ギョンムン「剖検をしたら、結果が覆された」

 

ギョンムン「外部衝撃ではなく病死だったんだ」

 

ギョンムン「それでその記者は無罪となり、権力者たちの心情は複雑になってしまう」

 

ギョンムン「その人たちがお前をどうすると思う?」

 

ギョンムン「記者一人の命などすぐに消せる力をもっている人たちなんだ」

 

ギョンムン「そのすべての矛先がお前を向かうことになるんだよ」

 

ジンウ「…」

 

ジンウ「その日暮らしの持たざる者は…恐れを知らない」

 

ジンウ「そういうことにしましょう」

 

ギョンムン「スーツはもってるのか?」

 

二人は葬儀場へと向かうことにします。

 

 

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終盤

 

ジンウは葬儀場へといっては遺族にCT画像を見せます。「このままでは本当の死因などわかりません」そう遺族に伝えるジンウ。しかし、遺族は剖検など望みません。若くして死んだ娘があまりにも可愛そうだから。結局は葬儀場から帰るギョンムンとジンウ。そしてそこでク社長と出会うのですが…。

 

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次回

 

病院で「ジンウが剖検を主張した」と噂になってしまいます。そして新しい院長は先日述べた死因を訂正するのですが…。いったいどうなるのか。

 

 

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感想

 今回も面白かったですね。病院がこんなにおもしろい舞台設定だったのか驚くばかりです。ギョンムンが言ったとおり、「病死」だと主張するのはかなりの勇気がいる行動です。じっさい、新しい院長の母親に「院長の母親ですか?」と知らない男に電話がかかっています。それとなく院長は脅迫を受けていました。それでも院長は次回、死因を訂正するみたいなんですが。さすがです。

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