韓国医療ドラマLIFE(ライフ)、第8話のネタバレあらすじ結末の感想

この記事の著者

韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

商談をすすめるク社長。相手は韓国有数の電子製品会社、その社長との商談です。ク社長はその会社の携帯部門と連携しようとします。もし、携帯の基本アプリにヘルスアプリがあれば、その情報が直にサンコク大学病院へ転送されるのです。

商談が成立できればかなりを利益を得られるク社長。しかし、相手会社は話にのってくれません。病院が必要になったら、そのときに病院を買えば済む話です。

海外で競合しあっている、ハンソングループ(サンコク病院のグループ)と連携する理由など微塵もないのです。一方のハンソングループは携帯部門にはまったく手を出していない状態、なんとかして商談を成立するしかないのです。

今回はうまくいかなかった。しかし、ク社長は何度も訪ねては商談を成立する意地をみせるのです。

 

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目次

本編

 

今回、審査を受けることになった副院長。過剰診療と疑われているのです。しかし彼は特にそういった過ちは犯していないのです。副院長は自分の手術で人々を笑顔にしていたのです。患者に対していつも誠心誠意をみせた副院長なのです。

ところが、副院長は身内に対してはあまり優しくはなかった。ミスを犯した医者にはいつも厳しく当たります。スネを蹴ったり、怒鳴ったりと厳しい副院長。そんな副院長に病院の皆は怯えているのです。

ジンウは考えます。いったい誰が次の院長にふさわしいのか。副院長は絶対ダメだと思っています。だから健康保険審査評価院にも通報しました。他のセンター長のことも考えます。一人は「医者としては優秀ですが、看護師にいつもセクハラまがいのことをやらかすのでだめ」。また一人に「身内にあまりにも厳しくあたるのでダメ」と次の院長についていろいろ考えを巡らせます。

 

一方、ジンウの弟なんですが。彼は元医者です。このサンコク大学病院で研修生生活を終え、医者になりましたが、今は健康保険審査評価院の職員です。そして、今回、副院長の審査を行うことになりました。ところが彼は足に障ガイがあり、10年以上車椅子生活をしています。そんな身体ですが、弟は医者に、それも整形外科の医者なったのです。ドラマでは何度も弟に対する差別や人々の視線について扱うのですが、今回それが顕著に出ることになります。

弟は兄に暴力を振るった副院長を許せません。些細なミスも逃さない勢いです。ところがなかなかそういったミスが見つからない。そしてついに見つかった。すぐに映像記録を確認します。

そして、弟はク社長、ジンウそして他の医者二人がいる場に副院長を呼びつけます。ことの真相はこうです。サンコク大学病院は最先端の医療機器を購入しました。そしてその機械を使い手術を行ったのですが、副院長を手術をその機械の販売人に任せたのです。現在、その販売人は警察に調査を受けています。その販売人は釜山の病院で無免許手術の疑いで警察に調査を受けているのです。

手術を無免許の人物に任せたことで副院長を責める弟、ところが副院長は詭弁を述べます。

 

副院長「一番機械を知っている人に任せたんだ!」

 

副院長「機械を一番知っている人に!」

 

副院長「仕入れて7日も経っていない機械だったんだ」

 

副院長「売ってる人が!機械を整備する人が一番機械を知っているから」

 

副院長「ロボット手術をなぜするんですか」

 

副院長「正確性のため!私がやるのよりずっと正確だから」

 

副院長「何かの間違いでミスを犯すより、それがもっと安全ではないですか」

 

副院長「患者のための最善の選択だったのです」

 

弟「任せっきりだったではないですか!」

 

弟「免許もない人に全部任せてどこかへいったじゃないですか」

 

弟「釜山の医者はせめて、その隣で機械の使い方を学びました」

 

弟「営業社員に学ぶため、最小限の努力をしたのです」

 

副院長「なんだと?今、お前なんていったんだ?」

 

副院長「努力だと!?」

 

副院長「ははは!!サンコク大学病院で30年の間、毎日どんな生活を送ったのか知ってるのか?」

 

副院長「人の席を盗みタイトルを盗りやがった、お前が!今!私を評価し非難するというのか?!」

 

副院長「ハッ!」

 

弟「…私が誰の席を盗んだというのですか」

 

副院長「整形外科をするということ自体が!」

 

副院長「どれだけ走って、どれだけ力が要るのか分かっているのか?」

 

副院長「お前一人のせいでお前の同期、先輩たちがどれだけのものを背負ったか」

 

副院長「一度でも考えたことがあるのなら!」

 

副院長「お前は!!整形外科をやるとか言えないんだよ!」

 

副院長「お前みたいなものは!」

 

副院長「良心というのがあるんだったら!」

 

ク社長「おい!副院長!」

 

副院長「被害を被ったのは私たちだったんです!」

 

副院長「一人が意地を張り、残り全部が博愛主義者になってる間に!」

 

副院長「その被害はすべて!私達が受けたんです」

 

副院長「そんときもあんなに迷惑をかけまくったくせに」

 

副院長「一日も現場生活などやったことのないくせに!」

 

副院長「今!私を評価するだと??」

 

副院長「何!!?努力?」

 

弟「…私が、…ここで」

 

弟「私の母校で専門医になることを最後まで反対した教授がいたと聞きました」

 

弟「10年が過ぎた今わかりました」

 

弟「他の病院でも私を受け入れたのに、誰が私を拒んだのか」

 

ジンウ「イェ・ソンウは誰よりも頑張った」

 

ジンウ「私は知っている」

 

ク社長「…2月14日、3時14分。二人は副院長の手術に参加しましたよね」

 

話を聞いていたク社長は、若い二人の医者にそうききます。しかし彼らは何も答えません

 

ク社長「よくわかりました」

 

そういってその場を去る、ク社長です。

 

 

終盤

 

副院長の話を全部弟の隣で聞いていたジンウ。彼は副院長を人のいない部屋に連れ込み、副院長を脅迫します

 

ジンウ「もう一度、俺の弟にそんなこといってみろ」

 

ジンウ「殺してやる」

 

そういっては副院長から去るジンウです。

 

 

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次回

 

副院長のミスが発覚されました。このままでは副院長の選挙は危うくなりました。ガンセンター長だって警察ごとに巻き込まれているのです。「次の院長はガンセンター長か、副院長だろう」病院のみんなはそう思っていたのに、二人が脱落の危機に見舞われたのです。

そんな中、院長選挙に立候補するセンター長たち。いったいだれが次の院長になるのか。

一方、ジンウは胸部外科センター長のギョンムンに「院長選挙に出てください」「いつまで、心配だけなさるおつもりなんですか」「病院のため動いてください」と悲願するのですが…。いったいどうなることでしょう。

 

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感想

 

今回の主な内容はしょうがい者の弟と彼を責める副院長と思います。今回の一番の見どころですし、考えられる内容だと思います。

副院長の責めに対して、弟はまるで副院長の横暴の被害者のように振る舞いますが。私は副院長の味方になりたいです。このドラマではいかに医者が多忙なのかを身にしみるほど見せてくれます。ドラマの医者たちはいつも「いかに人手が足りないないのか」、「いかに忙しいのか」を視聴者にさんざんみせました。ライフの視聴者は思うはずです。「医者ってすごく忙しいんだ」と、整形外科でしたらなおさらのことだと思います。だから副院長の「お前のせいで被害を被った」その主張に頷けます。

もし、病院の医者たちに余裕がありましたら、人手が足りている状況でしたら、こんなことは起きなかったと思います。でもそうじゃない。病院はとても人手が足りないのです。

手術は医者がしっかりと立って行うイメージが私にはあります。しかし弟は立つことができない。いったいどうやって手術を行うというのでしょうか。そしていつも忙しく走り回っている医者の姿をドラマでなんどもなんども見ました。主人公のジンウだって、センター長だって院長だって走ったのです。しかし弟は走ることができません。何かを持ち運ぶ医者の姿も何度も見ました。なのに弟は何かを持ち運ぶことがとてもできやしないのです。

それでも、弟は副院長の横暴に振る舞われた可哀想な被害者でしょうか。私は違うと思います。副院長は弟の専門医を最後まで反対しました。そして、それが間違いだと差別だとは思えません。ドラマはまだ弟の研修生活については何も見せてはいません。彼がどんな努力をやってきたのかもわかりません。ものすごい努力の日々を送っていたのかも知れません。しかし、だからといって私は副院長が横暴だと、間違っているとは思えないのです。

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