ワンイクの家に盗みに入ったエシンとクドヒナ。盗みに入ったのはお互い様、見知った二人です。二人は必要なものを手に互いに干渉しません。エシンは「ユジン」と書かれた手紙を手に、そしてクドヒナは土地の権利書を手にワンイクの家を去ります。
後日、二人は一緒にカステラを食べにいきます。カステラ店には値段が高いためか人があまりなく、 話し合うにはぴったりな場所です。
エシン「剣術はなぜ学んだのですか」
クドヒナ「自分を守るためです」
クドヒナ「お嬢様は何を守っているんですか?」
エシン「その家にはなぜいったんです?」
クドヒナ「同じ理由です。自分を守るためです」
クドヒナ「お嬢様はなぜいったのですか」
エシン「食べてください」
エシン「見た目もいいのに、味もよろしいのですね」
クドヒナ「全然、答えてくれないのですね」
クドヒナの問いに全然答えてくれないエシン。クドヒナはエシンの事情を大体知っているはずです。一方のエシンはクドヒナの目的がまったくわからない。問いに答えてくれないのはクドヒナも同じです。特に目新しい情報は手に入れることなく二人の密談は終わります。
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目次
本編
ユジンは先日、捕まえた不審者を審問するのですが、まったく審問になりません。ただ、不審者が持っていた写真。写真には四人が移っていて、不審者は写真についてこう答えたのです。
不審者「一人は私が殺したもの」
不審者「二人は私を殺すもの」
と中国語で答える不審者。朝鮮語では話す気がないようです。そして、このタイミングに不審者を朝鮮の警察に移すとワンイクの人間が主張するのです。仕方なく不審者を渡すユジン。不審者の所持品も渡すのですが、写真だけは渡しません。不審者は「写真を返せ」と怒り狂うのですが、結局はユジンは写真を手に入れます。
そして、エシンがユジンを訪れます。エシンは先日手に入れたユジンの名前が書かれた手紙を見せながら、これがどういう内容なのか、なぜユジンの名前が書いているのか聞きますが、ユジンはエシンの顔の傷が気になります。
エシン「前置きは省きます」
エシン「この手紙の内容を知る必要があるのです」
ユジン「元気だったのか」
エシン「今、それを読んで、どういう内容か教えてください」
ユジン「その傷は…」
エシン「読んでください」
ユジン「他にも怪我を負ったのか?」
エシン「読んで」
仕方なく手紙を読み上げるユジン。大した内容ではなく、手紙は幼い頃のユジンを助けてくれた米国人が書いたもので、「元気にしているのか?」と安否を尋ねる内容だったのです。
ユジン「そのうちハンソンにもいく」
ユジン「会いたい」
ユジン「この前、手紙に書いたその女性とはうまくいっているのか?」
手紙を読み上げるユジン、その内容に驚くエシンです。
ユジン「なぜ、この手紙を持っているのですか?」
エシン「もう返して、いかなきゃ」
エシン「ことが終われば手紙を返します、その時にあなたがハンソンにまだいるのなら」
手紙の内容にエシンは確かに心を動かされた。でも彼女は冷たくもユジンに背を向けます。
エシン「一つだけ聞きたいです」
振り返りながらそう言い出すエシン
エシン「なぜ、王の預け金の証書を朝鮮に返したのですか?」
エシン「あなたは“朝鮮を滅ぼす道を行く”と言いました。なのになぜそれを朝鮮に返したのですか?」
ユジン「さぁ…、もう一度あなたを振り返らせるためだったのかも知れない」
一方、ヒソンは借金の名部を手に自分の家に借金がある朝鮮の権力者たちを訪れます。なにか目的がありそうです。そして権力者から金を借りるヒソンです。
そしてドンメは自分の縄張りで横暴を振るう日本の権力者を切り捨てます。なにも芸者ではない、ドンメら黒竜会の客人を抱きたいと言い出す権力者、ドンメは彼を切り捨てたのです。
それから場面は変わり、ユジンは何でも屋から「モシンナガン」を買います。モシンナガンとはボルトアクションのライフルで高い命中率を誇りますが、扱いが難しい銃です。
ユジンは新しい銃を手にエシンがよくいく射撃場へと行くのですが…。
エシン「手紙を取り返すためにきたのですか?」
答える代わりにユジンは新しい銃をあげます
エシン「それは何ですか?」
ユジン「贈り物」
ユジン「一度も使ったことのない銃だと思って」
ユジン「前に話した、ロシアのボルトアクションです」
エシン「それをなぜ私にあげるんですか」
ユジン「私はあなたが、この銃と共に進んで、どこかへと届いて欲しい」
ユジン「どこだとしても、その道の末、誰といようとも 」
エシン「あなたはどこへ?」
ユジン「今日はここです」
ユジン「前にも言ったとおり、この銃は扱いが難しい」
ユジン「もし学びたいのなら、あなたが学びきるまで朝鮮にいるつもりですが…」
ユジン「学びますか?」
エシン「…長くかかると思います」
ユジン「なおのこといい」
エシン「…私は死ぬその直前まで、コ家のエシンです」
エシン「あなたと共に歩む未来など、ただのひとつもないはずです」
ユジン「昨日は」
ユジン「あなたが私の生になかった」
ユジン「今日はいるのです」
ユジン「それでいい」
エシン「教えて」
エシン「その銃」
それから、ユジンから銃を教わるエシン。
ユジン「あなたのように銃の扱いに長けたものをスナイパーと呼ぶ」
エシン「スナイパー」
エシン「気に入りました」
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終盤
それからの二人はまるで、少し前のような関係に戻ります。時に二人で出会ったり、手紙を送り合い、ささやかな喜びを感じる二人。この数ヶ月でエシンのために字を学んだユジンなんです。そして二人は行くのに1ヶ月はかかる海へと行きます。馬に乗って海へと向かうエシン、とユジン。
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次回
先日、権力者を切ったのが災いを読んだのかドンメは酷い拷問を受けます。血だらけになったドンメの前にユジンが訪れるのですが…。ユジンがドンメを助けるのでしょうか。冷酷に見えるドンメですが、彼はなんどもエシンを助けていますし、一般人に決して危害を加えない男なんです。
そして、ユジンは血だらけの手の前で泣いています。何が起きるのか、予告じゃわかりません。次回も見逃せないミスターサンシャインです。
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感想
ユジンとエシンの仲がもとに戻ってよかったと思います。ところがドンメですが、横暴だったとはいえ、ドンメは権力者を切ってしまった。自分の仲間を守るため、ドンメは権力者を切ったのです。そのせいで次回、酷いしっぺ返しをうけるようですが、かなり酷い拷問を受けたらしく、本当に血だらけになっています。
なにかといいキャラであるドンメ、彼が心配です。