環境部長官の父親に認められたク社長。お爺さんはク社長の話をまともに聞くこのにします。話を聞いてみると、現在もっている土地を買いたいとのこと。
しかも、土地の大きさがあまりにも大きいため、法的にも問題が生じる。息子の長官命のためにも「土地は売り払うべき」と説得します。
むろん、お爺さんにもこの土地を持つべき悲しい理由があります。若い頃、お爺さんと街の住民は韓国政府に酷使され、その報酬として土地をもらったのです。しかし、息子のためになるのなら…。お爺さんは土地を売り払うことになります。
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目次
本編
構造調整の入った病院。すべての記録を調査される病院です。もちろん、反発もありましたし、データの一部をわざと消したりと調査の邪魔もしました。ク社長率いる構造調整チームは一枚上手だったのです。
一般人にはとても分からない医療関係のデータでしたが、一つミスを見つけたのです。少し前、ガン治療科は薬物投入のミスで人を殺してしまった。そして、その事実を隠蔽していたのです。ク社長はそのことを直接聞きに行きます。
ク社長「2つの薬物はどうやって見分けるんですか、匂い?色?」
ガン科長「2つとも無色透明ですので、肉眼で見分けることは不可能です」
ガン科長「ラベルがついた薬瓶で見分けます」
ガン科長「薬瓶を患者の前まで持っていって、患者の前で注射器に移し、それから注射をうちます」
ク社長「もし、2つの薬物が変わったらどうなりますか?」
ガン科長「…患者は死亡します」
ク社長「殺したんですね」
ガン科長「医療上の錯誤です」
ク社長「あの患者はあんたらが殺したんですね」
ク社長「医者という人たちが」
ガン科長「人が休まず働いたらどうなるか、知ってますか?」
ガン科長「ここにいる人達がどうしているのか、知っていますか?」
ガン科長「週120時間働くんですよ。ここの人たち、全員」
ガン科長「そうしたら、人は死にます」
ガン科長「社長がこの病院へ来た早々やりだしたのは何ですか」
ガン科長「赤字だと、金にならないんだと、人を切ることを考えたじゃないですか」
ガン科長「人を切れば、残った仕事はいったい誰がやるんですか」
ガン科長「専攻医法というものがあるくらいなんです」
ガン科長「週88時間だけにしろと」
ガン科長「社長は会社員と比べるのが好きですよね」
ガン科長「88時間でしたら普通の会社員が一日18時間働く量なんです」
ガン科長「でも、それすらも保証できないから、とても患者を見きれないから」
ガン科長「上を騙して、100時間、120時間働くんです」
ガン科長「医者も人なんです」
ク社長「だから、記録を消して、死んだ人をいないものとしたのですか?」
ク社長「あんたらが殺した患者の家族に脳膜炎と誤魔化したときも」
ク社長「寝不足で気が気じゃなかったのですか?」
ク社長「あんたらを信じて来た患者を」
ガン科長「医者が過労で死ぬんです」
ガン科長「自殺することだってあるんです」
ガン科長「我々が患者を殺したんなら、医者を殺したのは病院です」
ガン科長「人件費をへらすため、私達を最後まで働かせるあなたみたいな人が」
ク社長「一つだけ聞きましょう」
ク社長「センター長も100時間、120時間働くんですか?」
ク社長「薬物混用の際、あんたはいったいどこで何をしてたんですか?」
ク社長「苦労をしている医者たちがそんなにたいへんなら」
ク社長「専攻医法が守られるようにしなきゃ」
ク社長「そんなに堂々とできるんだったら」
ク社長「疲れて人を殺したと、世の中に知らせるのが筋だろ」
ク社長「自分たちだけで秘密にして、バレたら、医者たちが可哀想とそんなことを言い始めるのか?」
ク社長「そして、あんた」
ク社長「部下をかばっているようにみえるけど」
ク社長「実は“私に非はない”、“全部こいつらのせいだ”それを主張してるんだろうが!!」
ク社長「どんな言い訳を使っても、この中に殺人犯がいて、ある人はそれを隠蔽し、共助してんだよ」
ガン科長「隠蔽していないです」
ガン科長「報告しました」
ク社長「誰に」
ガン科長「もちろん、院長です」
ク社長「院長?」
ガン科長「はい、我々を恥知らずに作り上げたいようですが、院長が病院の総意として脳膜炎にしたんです。この病院のために」
ク社長「恥ずかしいと知れ」
ク社長「本当に、恥ずかしいと知りなさい」
そういってがん治療科を去るク社長。
事故ではない。あれは確かに薬物混用です。ほぼ毎日起きる間違い。患者は絶対に知ることのない、病院だけが知る間違い。
あまりにも忙しいから、仕事が多いから起きる過ち、大事件にだけならなければいいから。どこの病院でも起きる、間違いはいつだって起きる。急に集中治療室に変わっても、それが薬物混用のせいだと誰が気づけるんだろうか。
ク社長「狂ってやがる!」
ク社長「会社では不良品一つのせいでクレームがどれだけ入ると思ってるんだよ」
ほぼ毎日、いつも起こり得るミス。しかし、病院では絶対にミスをミスだとは言わない。あきれるク社長です。
ク社長は今回、薬物混用の被害を受けた家族に謝罪し、あと処理をしっかりと行います。
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終盤
一方、病院はやはり罷業することになります。罷業を宣言する傍ら、ク社長は罷業など気にせず自分の業務をすすめます。でも、完全に患者を投げ出すわけではないらしく、スケージュールを組んで罷業するらしいです。あと、必須3科までは罷業はしないみたいです。
ところが、罷業のスケージュールですが、そのすべてを胸部外科センター長・ギョンムンに押し付けます。なぜ、他のセンター長はギョンムンに仕事を押し付けるのか、それはわかりませんが、センター長の間にこのようなことが起きている。
次回
次回、サンコク病院では院長の選挙を始めるみたいです。だれが院長になるのか。もちろん、ギョンムンも選挙にでるみたいなんですが…。
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感想
演出が本当にすばらしい。見ていて気持ちよくなるほど、演出がびっくりするほど素晴らしいです。ここでこう演出するんだとびっくりしてしまいます。
物語を見ますと、一見熱い人に見えた院長も何か裏があったようです。なぜ死んだのか、その理由があるみたいです。
ク社長は本当にいいキャラで、彼は医者がもっている「医者だから当然」というものをまったく気にしていない。視聴者もとうぜん「医者だから当然」というものを知らないし、わからない。だから、ク社長は本当にいいキャラに見えます。今回、病院の隠し事を暴く社長でしたが、あと処理もしっかりやってあげるし。物語の悪役に見えますが、いい人に見える不思議な現象が起きるんです。次回が気になるライフでした。