韓国医療ドラマLIFE(ライフ)、第3話のネタバレあらすじ結末の感想

この記事の著者

韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

病院を内部書類を手に入れたジンウ。そこには必須3科である、応急医療・児童青少年・産婦人科がいかに赤字を出しているかが書かれています。

それを病院の内部サイトへのせたジンウ。しかも彼は先日亡くなった院長のIDをつかってそれをのせたのです。

次の日、病院は大騒ぎです。必須3科を地方へ飛ばそうとする社長。「彼はやはりお金の問題で必須3科をなくそうとしてるんだ」病院の皆はそう思うのです。

 

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目次

本編

誰があの書類をのせたのか。胸部外科長ギョンムンは誰がやったのか知っています。院長のIDを知っていて、必須3科の人。「ジンウがやったんだ」彼はジンウを責めます。「なぜ、故人の名前を使ったんだ」「小細工を使ってはだめだ」「真正面から勝たなきゃだめだなんだ」「小細工は結局、負けることになる」と。ジンウのことを心配するセンター長です。

 

ジンウ「こうするしかなかったんです」

 

ジンウ「小細工を使うしかなかったんだ」

 

一方、病院の人たちは社長には知らせず、皆が集まって奇襲的に会議をすることにします。密会を企む医者たち。もちろん、社長側の人を既に作っていたので全ての情報は筒抜けです。しかも、会議の様子を盗聴する社長。

医者たちはそれぞれ別々の考えを持っているように見えますが。皆「必須3科は絶対に必要だ」とおもっており、なんとかして必須3科を守ろうとしますが、なかなかいい方法がみつかりません。

 

「罷業しよう」

 

誰かが言いました。罷業しようと。そう、医者たちが取れるただ一つの方法は罷業です。罷業すれば社長は我々の意見を従うしかない。

 

ジンウ「それはだめです」

 

ジンウ「我々は罷業すれば患者はどうなる?」

 

ジンウ「そういう理由だけではありません」

 

ジンウ「社長には名分がある」

 

ジンウ「私達は“田舎にはいきたくない”と意地を張る集団になってしまう」

 

ジンウ「名分もない私達が患者も顧みない罷業?ク社長が望むのもこういうことだと思います」

 

ジンウ「罷業は自分の墓を掘ることになります」

 

ジンウの言葉で医者たちは罷業は一旦やめることにします。でも、意見がまとまらない医者たち。結局は投票をして罷業するか否かを決めることになります。

そして、この会議の様子を盗聴していたク社長。社長はなかなか鋭い意見をするジンウに注目します。彼は誰なのか。この声は聞き覚えがある。先日の会議でも鋭い意見を出した若い医者だ。社長は声の主、若い医者が誰なのか。その正体を調べ上げます。そしてたどり着く。応急医療センター専門医イェ・ジンウ。彼があの書類をのせた人物だとク社長は確信します。

 

特に何かが決まることはなく会議は終わり、ク社長は廊下で立っています。そして出会うジンウとク社長。ジンウは社長に挨拶もせず、通り過ぎます。

 

ク社長「いっそのこと屋上でばらまくのが良かったんじゃないか?」

 

ク社長「故人の後ろで小細工なんかせず、数万枚コピーをとって、皆に見せればよかったんじゃないのか?」

 

ク社長「なんでそれができなかったのかな」

 

ジンウ「…どういうことですか?」

 

ク社長「生き残る道を探したんだろうな、どうすれば自分の身を守り、ソウルに残れるのか?」

 

ク社長「自分なりには頭を使ったんだろうな」

 

ク社長「頭を使ったんだろうけど、どうしよう」

 

ク社長「バレちゃったね」

 

ク社長「今、恥ずかしいでしょ?」

 

ジンウ「独り言のおつもりでしたら、私はこれで…」

 

ク社長「院長がなかなかいいことをたくさん教えましたね」

 

ジンウ「わかりました。どういう誤解をしたのか」

 

ク社長「誤解?」

 

ジンウ「何かを見せたいけど、事故は起こるし」

 

ジンウ「焦る気持ちでした誤解のはずですから、社長も恥ずかしがらなくてもいいですよ」

 

ジンウ「そして、院長はいいことをたくさん教えてくれました」

 

ジンウ「社長の人生も院長と少しでも重なったのなら今よりいいものだったと思いますが」

 

ク社長「おめでとう」

 

ク社長「目的は達成されました」

 

ク社長「地方にはいかなくてもいいですよ」

 

ジンウ「…!」

 

ク社長はそう言い残して帰り、ジンウは反対側へ行きます。角を曲がったてついガッツポーズをとってしまうが、すぐに思い返すジンウです。「どういう意味だったんだろう」

 

一方、社長室へ戻ったク社長。電話がかかってきたのです。先日、病院の情報を売ると言った相手、同じグループ生命保険会社の社長です。病院の情報を欲しがる保険会社ですが、ク社長は情報を渡すとも渡さないとも言わず、いたずらに接するだけです。

 

保険会社「ク社長、もう昔のことは忘れましょう。プロらしくないですよ」

 

ク社長「保険金を支払わないため、汚い手口も厭わないのが保険会社って子供も知ってますよ」

 

ク社長「私に顧客満足云々するあたり、本当に買わないおつもりなんですね」

 

ク社長「よく分かりました。我々も売りません」

 

と、電話を無造作に切ってしまうク社長。

 

ク社長「昔のことだと??」

 

ク社長「私がまだ覚えていて、私がまだ忘れていないのに」

 

ク社長「私がてめえら蔑視し無視したら、殺そうと襲いかかる分際で」

 

ク社長「どうせ渇望するのはあっちで、こっちは何の問題もない」

 

ク社長「しばらく、あちらの連絡は取らないでください」

 

秘書「はい」

ク社長「あと、応急科のイェ・ジンウ。解雇にしてください」

 

秘書「え!?あのイケメンをですか?」

 

ク社長「いつ見たんだよ」

 

秘書「前に、応急室へいったときに…」

 

ク社長「今すぐ処理してください」

 

と悲しむおばさんの秘書をよこに自分の業務を始めるク社長。彼はジンウを首にしてしまうのです。

 

 

一方、胸部外科長のギョンムンは自分の机の横で寝ることにします。今日、自分の患者が死んでしまった。簡単な手術でしかが、麻酔のショックで亡くなってしまったのです。麻酔のショック死です。自分にはどうすることもできなかった。それでも彼はこの悲しみと罪悪感をどうすることもできません。そんなギョンムンの元へ誰かが訪ねて来たのです。

 

ジンウ「どうやって知ったんですか」

 

ジンウ「私がやったってこと」

 

ギョンムン「院長が寂しがってたこと知っていたか?」

 

ギョンムン「ジンウが病院では院長とあまり親しくないふりをするのを」

 

ギョンムン「人の前ではわざと距離をとったのを」

 

ジンウ「寂しがってましたか?」

 

ギョンムン「はぁ…」

 

ギョンムン「…寂しがってた」

 

ジンウ「…どうやって知ったんですか」

 

ギョンムン「少しは親密に接せなかったのか?そうやってあげてもよかったじゃないか」

 

ジンウ「先生が社長にいったんですか?」

 

ジンウ「一見、親しく見えない二人だったが、実は親しい間柄だと」

 

ジンウ「暗証番号を教えるほどに」

 

ギョンムン「私が社長に言いつけるか心配になってきたのか?」

 

ギョンムン「私の口を閉ざすために?」

 

ギョンムン「出ていったらどうだ」

 

ジンウ「持つべき武器は、どんな小細工があってはいけない」

 

ジンウ「そういったのはあなたですが」

 

ジンウ「私はいままで、正当な道をいったため踏みにじられたのを何度も見てきたんです」

 

ギョンムン「出て行け」

 

ジンウ「今日、出て行けって何度も言われるんですね」

 

ジンウ「完全に出ていきますよ」

 

 

ギョンムン「完全に出ていく…か」

 

ギョンムンは昔のことを思います。いや、数日まえだったかも知れない。生前の院長は気のいいおじさんだった。そして、ジンウの家族と親しい間柄だった。特にジンウの母親と何かがあるようだった。昔助けたことがあるんだろうか。院長はただ「すごく美人なんだ」と言うだけで、ジンウの母と何があったのかどういう間なのかは教えることはなかった。そして、院長が酔ってはいつもいうセリフが「ジンウのこと頼むからな」だったのです。

 

後日、ク社長の部屋に訪れるギョンムン。

 

ギョンムン「売上票、私がサイトにのせました」

 

ク社長「奇襲をかけておきながら、正体を明かす理由はなんです?」

 

ギョンムン「首にしても構いません」

 

ク社長「いろいろと先取をとるのですね」

 

そして、ノートパソコンをつけながらク社長はいいます。

 

ク社長「サイトに書いてください。私がやったと」

 

ク社長「前回と同じように、人のIDを使ってね」

 

ギョンムン「…」

 

ク社長「辞める覚悟もしたんだ。そう難しいことじゃないでしょ?」

 

ク社長「暗証番号が思い出せないんですか?」

 

いや、ギョンムンはIDすら知らない。院長のIDでログインなどできません。

 

ギョンムン「言うべきことはすべて言いました。それでは」

 

ク社長「ヘッドハンティングでもされたんですか?それとも、キムへ(地名)にでもいくのかな?」

 

ギョンムン「にでも?」

 

ギョンムン「キムへ“にでも”といったんですか?」

 

ギョンムン「故郷へ戻れたらいいでしょうね。そうすればいいかも知れません」

 

ギョンムン「勢力争い、血の匂い、すべて脱ぎ去って生きれたら」

 

ギョンムン「本当にいいかも知れません」

 

ク社長「昔の映画のマネごとはやめたほうがいいんじゃないですか?」

 

ク社長「反逆を犯したのは私た、いや、私こそがやった」

 

ク社長「自分が反逆者であると言い合うの、捕まえにきた軍人の前で」

 

ク社長「感動とかいってああいう臭いのは我慢できなくてね」

 

ク社長「でも、現実でそういうのを見ちまうと」

 

ク社長「もっと嫌になりますね」

 

ギョンムン「どういうことですか」

 

ク社長「反逆者が二人なら、飛ぶ首も2つだと思いませんか?」

 

ギョンムン「ご勝手にどうぞ」

 

そういってギョンムンは社長室を後にします。社長は秘書に「イェ・ジンウの解雇、それ辞めにして」と言います。そしてギョンムンとは入れ替わりにグループの構造調整の人間が入ります。社長は構造調整の人間からそれとなく「環境部とトラブルが起きると大変なお金を支払うことになる」情報を手に入れます。

 

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終盤

 

夜遅い時間、とあるお爺さんを訪ねてきたク社長。このお爺さんが環境部長官の親です。お爺さんはよる遅く、木箱の解体をしていたのですが、それを助けながら話を聞こうとするク社長。

今までお爺さんに取り入れようとする人間が多かったのか、お爺さんは「帰ってしまえ」と面倒臭そうにク社長を帰らせようとします。みるにも凶暴そうな犬まで使ってク社長を威嚇するお爺さん。仕方なく、一歩下がるク社長ですが。彼はこのまま帰りません。

お爺さんが寝ている間、ク社長は数時間は掛かりそうな木箱の解体の仕事を全部すましてしまいます。あと、犬にもおやつをあげて犬もなつかせます。これには頑固そうなお爺さんもク社長を認めるしかありません。

 

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次回

本格的な構造調整を始めることになったサンコク病院。すべての記録を閲覧しようとする構造調整の人たち、まるで家宅捜索です。こういった捜査には慣れてない医者たち。もちろん、反発するのですが…

 

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感想

 一見、悪役に見えるク社長ですが、彼はいつも努力をかかさない、魅力的な人物です。あと、ただの悪役にはみえないク社長です。彼はいったい何がしたいのか、今やってる彼の行いはただ、医者の反感を買っているだけに見えます。

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