映画「焼肉ドラゴン」の龍吉役演技が絶賛されるキム・サンホのプロフィール

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

映画『焼肉ドラゴン』の公開で話題を呼んでいる韓国俳優のキム・サンホさん!

独特な外見とすぐれた演技力で、韓国映画・ドラマで大活躍しているキム・サンホ俳優について探ってみました。

 

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目次

映画焼肉ドラゴン出演、キムサンホ特集

◆映画『焼肉ドラゴン』のキム・サンホ

6月22日から全国公開され、大きな話題を呼んでいる映画『焼肉ドラゴン』!

『焼肉ドラゴン』は演出家・脚本家の鄭義信(チョン・ウィシン)さんによる演劇作品を映画化した作品で、戦争によって来日した在日韓国人家族の生涯を描いています。

映画化されることで、在日韓国人家族のお父さんである龍吉役として抜擢されたのがキム・サンホさん。

キム・サンホさんは名前はあまり知られていないのですが、韓国ドラマ好きな人なら顔を見れば、みんな分かるはず!

個性的なマスクと高い演技力で、名わき役として多くの映画やドラマで活躍しているんです。

 

もちろん今回の『焼肉ドラゴン』でも、ご覧のように絶賛されています!

韓国俳優のキム・サンホさんはどんな人物なんでしょうか。

 

◆キム・サンホのプロフィール

・お名前:김상호

・生年月日:1970724

・出身:慶尚北道 慶州市

・デビュー:1987年にミュージカルでデビュー

韓国俳優のキム・サンホさんは、1987年にデビューした、30年以上の経験を持つベテラン俳優です。

貧しい家庭に生まれて、‘お金を稼ぎたい’という一心で俳優を目指したというキム・サンホさん。

彼は一人でソウルに上京、日雇い労働でお金を稼ぎながら、ソウルの大学路(デハンロ、小さな劇場がたくさん集まる街)で俳優を目指したそうです。

長い時間、演劇の世界で演技力を培ってきたキム・サンホさんは映画やドラマにも進出。

独特なヘアスタイルとキャラクター、優れた演技力で視聴者を魅了し、今では名わき役として認められています。

そんなキム・サンホさんは実は1970年生まれで今年48歳!

『焼肉ドラゴン』では戦争を経験したお父さん役を演じていますが、長女の幼なじみ哲男として出演する大泉洋さんとは3歳しか違わないんです()

もちろん長女の静花を演じる真木よう子さんとも12歳違い!なのにぴったり親子ですもんね。

キム・サンホさんの老け顔っぷりは韓国でも有名で、あのイ・ソジンさんと同級生ということで話題になったことがあります。

まあ、イ・ソジンさんは年齢に比べると若く見えますしね。

二人を比較するのはかわいそうな気もしますが()、それでも確かにびっくりします!

 

◆キム・サンホの代表作品

映画『焼肉ドラゴン』でキム・サンホさんの演技に感心した方も多いと思います。

『焼肉ドラゴン』の他にも、キム・サンホさんの魅力を感じられる作品をいくつか紹介します!

 

〇映画『ワンドゥギ』

ユ・アイン、キム・ユンシク主演の映画『ワンドゥギ』。

『ワンドゥギ』は障害を持つ父親と叔父と3人で暮らすワンドゥク(ユ・アイン)という青年を物語です。

この作品でキム・サンホさんはワンドゥクの隣に住む人で、映画の序盤には、ワンドゥクと喧嘩ばかりしますが、後にワンドゥクと仲良くなり、彼のお母さん探しを手伝ってあげる優しい大人として出演します。

‘隣のおじさん’と役名すらないわき役だったのですが、キム・サンホさんの存在感は抜群。

キム・サンホさんの演技について「もっとも作品を魅力的にした人」と評価した評論家がいるほどです。

 

〇映画『海にかかる霧』

『海にかかる霧』は有名映画監督であるポン・ジュノがプロデュース、『殺人の追憶』の脚本を担当したシム・ソンボが監督を務めて、韓国映画ファンには有名ですね。

漁業が上手くいかず、苦しんでいたある船が、中国の朝鮮族の密航を引き受けたことから起きることを描いた、実際の事件を基にしている映画です。

JYJのパク・ユチョンの映画デビュー作としても知られています。

この作品でもキム・サンホさんは名わき役として活躍!

キム・サンホさんは撮影現場の漁村で「あの人はどこの船から連れてきたの?」と言われてこともあったくらい、本物の漁師そのもので、大活躍しています。

 

〇映画『あなた、そこにいてくれますか』

フランス小説「時空を超えて」を映画化した韓国映画の『あなた、そこにいてくれますか』。

キム・ユンシク、ビョン・ヨハン主演で、過去に戻ることができる薬を手にいれた男が、30年前に戻り、ある出来事を変えようとする物語です。

キム・サンホさんはここで主人公の親友役として登場しますが、映画後半、キム・サンホさんが主人公に会いに行くシーンが圧倒的!

涙と笑いが共存するキム・サンホさんだから出来るだろうと思えるシーンになっています。

『ワンドゥギ』、『海にかかる霧』に続いてまたもやキム・ユンシクさんとの共演作ですよね(笑)

 

〇ドラマ『特殊事件専担班 TEN

これまで紹介した作品が親しみやすいキム・サンホさんに会える映画だったとしたら、こちらはキム・サンホさんのカッコいい姿を見れる作品です。

正統犯罪捜査ドラマ『特殊事件専担班 TEN』でキム・サンホさんはベテラン刑事を演じています。

24年の経験を持ち、あらゆる犯罪を体で‘体験’してきて、刑事としての直感を活かし、事件解決に貢献していきます。

キム・サンホさんがドラマで堂々と‘主演’として名前をあげた作品でもあります。

『特殊事件専担班 TEN』は人気のためシリーズ化し、シーズン2でもキム・サンホさんが出演しています。

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