SEVENTEENエスクプス(S.COUPS)のデビューまでの道のりは涙なしには見られない

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

SEVENTEENとCARAT(カラット、ファンクラブ名)の総括リーダーであるエスクプス!

アジア人離れしたホリの深い顔のイケメンですね。

いつも大人っぽく責任感の強い姿を見せてくれるエスクプスですが、実は所属事務所に振り回され続けていた?!

エスクプスのデビューから今までの道のりなどをお話してみたいと思います♪

 

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目次

◆PLEDISの誘いで練習生になったS.COUPS

・名前:에스쿱스/S.COUPS/エスクプス

・生年月日:1995年8月8日

・身長:179センチ

・出身:韓国 大邱

・ポジション:SEVENTEEN総括リーダー、ヒップホップチームリーダー

メンバーが13人もいる大型(!)グループ、セブチことSEVENTEENの総括リーダーをつとめているエスクプス。

年齢的にも年長組だし、リーダーだし、メンバーからもファンからもかなり信頼されているリーダーです。

名前のエスクプス(S.COUPS)は、本名であるスンチョルとSEVENTEENの頭文字’S’と、クーデターとか大成功を意味するCOUPSを合わせたものです。

大きく成功したい!という意味が込められていて、音もカッコいい名前ですよね。

 

そんなエスクプスが練習生になったきっかけは、なんとPLEDISエンターテインメントからのスカウトです。

実はエスクプスは韓国の地方都市である大邱に住んでいて、アイドルなんて考えたこともない、将来の夢が体育の先生という少年でした。

子供の‘なりたい職業ランキング’上位にかならずアイドルが入る韓国で、あれだけカッコいい少年が、アイドルを夢見てなかったというのは…本当に芸能界に一切興味がなかったのでしょうね(笑)

しかも夢が体育の先生だなんて…!!!明るく校庭を走りまわってるピュアな少年のエスクプスの姿が目に見えるようです♪♪

そんな純粋な少年のエスクプスをスカウトしたのがPLEDIS。

 

なぜわざわざ大邱までスカウトに行ったのか…これにはさすがにエスクプスも、エスクプスの家族も疑っていた様子。

それでも優秀な人材を見逃さないPLEDISは、エスクプスに合格したことを伝え、彼は2010年から練習生として入社します。

 

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◆PLEDISに何度も挫折させられたS.COUPS

中学生の時から練習生生活をスタートしたエスクプス。

高校からは住まいもソウルに変えて、ソウルの学校に通うことになります。

地方出身の練習生ならみんな一緒ですが、一人でソウルで生活することだけで大変なのに、エスクプスはアイドルになるため歌やダンスを学んできたわけでもなかった子。

PLEDISは韓国芸能界でも厳しいレッスンをさせることで有名な事務所ですからね…。

アイドルになるための練習生生活はエスクプスにとって本当に大変だったと思います。

 

厳しい練習生生活を頑張ってきたエスクプスは、しばらくして’PLEDIS BOYZ’というデビュー組として選ばれます。

’PLEDIS BOYZ’とは、先輩グループのNU’ESTの次にデビューするチームだと事務所から言われていたんです。

これにはエスクプスだってかなり期待してたんでしょうね。

しかし予定通りNU’ESTはデビューしたのに、エスクプスたちのデビュー話は進まず、数か月後、SEVENTEEN TVという別のデビュー組の練習生リアリティー番組もスタート。

しかもエスクプスと同じデビュー組だったメンバーの一人(これがウジです!)が、SEVENTEENのデビュー組に移籍させられたんです。

デビュー組になったからってデビューを保証するわけではない、というのはもちろんK-Pop界の常識ですが、だからと言って傷つかないってわけじゃないですしね。

そうやってデビュー組がうやむやになったエスクプスは、結局、SEVENTEEN TVシーズン2から合流して、SEVENTEENとしてのデビューを改めて準備することになります。

 

そこからSEVENTEENとしてデビューするまではまたまた数年の時間が必要でした。

その間にエスクプスと一緒にデビューを準備していた練習生がやめたことだってあるし、色々と苦労があったと思います。

2013年、デビューする前に彼が書いた日記が、まだfacebookに残っていて、その内容を翻訳してみました。

 

「最近、考えが多くなった。トレーナー先生が練習生が経験する思春期みたいなものだって一日お休みをくださった。

大邱に来て久々に友だちと時間を過ごした。

何にも考えずに友だちと時間を過ごして家に帰ったら何だか寂しかった。

おばあちゃんが作ってくれたご飯を食べると何だか涙か出てきた。

元気にやってるのという質問にはい~って答えた。

三年目…

私の夢と、また私を信じて見守ってくださる方たちのために

頑張らなきゃいけないのに何だか考えばかり多くなる。

この時間なら走っている弟たちの姿も

お父さんとおばあちゃんも…トレーナー先生たち…

今日もこうやって一日が過ぎていく。」

引用:https://goo.gl/btE7H9 

何だか私はこれを読んで、当時の彼の気持ちが伝わってきて、ちょっと涙が出ちゃいました(苦笑)

体育が大好きだった少年のエスクプスは、PLEDISのオーディションに合格した時、こんな未来を予想出来てたのでしょうか。

 

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◆PLEDISにより中間管理職にされたS.COUPS

エスクプスはデビュー前のリアリティー「SEVENTEEN TV」でも年長組で、練習生リーダーの役割をしてきました。

月末評価がある前には、年下のメンバーを叱ったり、まとめたり…頑張ってきたんです。

だからSEVENTEENとしてデビューが決まった時、彼がリーダーになることは、ファンもメンバーも誰も疑わなかったと思います。

事務所のPLEDISだってエスクプスにはかなり頼っていて、SEVENTEENの意見をまとめてもらったり、逆に会社の意見をメンバーに言ったりするのが彼。

メディアインタビューの時だって、エスクプスがチームを代表して、大事なことを言うことが多いです。

 

でも上で説明したように彼だって悩みの多い普通の少年だし、デビューした時なんかはまだまだ10代でしたからね。

会社にはメンバーを、メンバーには会社を代弁しなきゃならないリーダー役にはかなりの重圧があったみたいで、エスクプスがメンバーの前で泣いてしまったこともあるそうです。

 

今はデビューしてSEVENTEENの人気も落ち着いたし、彼もかなりプレッシャーから抜けた感じがします。

なんだかこう書いてみると、ずっとPLEDISに振り回されっぱなしのエスクプスですが(笑)これからはもっともっとアイドル生活を楽しんでほしいです!

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