BTS/防弾少年団のダンスの振り付けは誰がやっているのか?

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

韓国アーティストとしては初めてビルボード2001位を記録したBTS!

BTSが世界各国のファンを惹きつけるのは、メンバーの思いを表現する歌詞と歌もそうだけど、BTSにしかできないパフォーマンスも大きいと思います。

そんなBTSのパフォーマンスを作り上げているのははたして誰なのか!

BTSの振付師として知られるソン・ソンドゥクさんのことをはじめ、BTSのダンスにまつわるファンのみなさんの様々な疑問にお答えしたいと思います。

 

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目次

BTSの振付師はソン・ソンドゥク氏

世界で活躍しているBTSには裏方でBTSのためだけに頑張ってくれる一流のスタッフさんたちがいます!

BTSの振付師として知られるソン・ソンドゥクさんもその中の一人で、BTSのデビュー前からメンバーを教えてきた方です。

アイドルグループ神話のバックダンサーとして芸能界の仕事を始めたソン・ソンドゥクさん。

そのダンスの実力と、パフォーマンスを作り上げるクリエイティブさが好評を得て、数多くのアイドルグループのダンスを手掛けてきました。

パン・シヒョク社長とはビックヒットエンターテインメントを立ち上げる時に誘われて、ずっと一緒に仕事をしてきたんだとか。

今はビックヒットエンターテインメントの‘パフォーマンスディレクター’としてBTSのパフォーマンスに欠かせない存在となっています。

他にもソン・ソンドゥクさんは韓国の才能ある振付師の海外進出なども手伝っていて、201610月にはその活動が買われ、文化体育観光長官賞を受賞したこともあります。

これくらい一流の方がいるからこそ、BTSが世界的に認められるパフォーマンスの強いグループになったんでしょうね。

 

ソン・ソンドゥクはBTSのどの曲の振り付けを担当してるのか?

デビューの時からBTSのパフォーマンスディレクターを務めているソン・ソンドゥクさん。

BTSが今まで出した曲のほとんどが、ソン・ソンドゥクさんのディレクションによるものだと言っても良いと思います。

BTSはデビュー初期、激しいパフォーマンスでかなり注目を集めましたからね。

ソン・ソンドゥクさんのダンスが、BTSが今のような人気を得る大きなきっかけになったと言っても過言ではないでしょう!

Keone Madridさん(@keonemadrid)がシェアした投稿

もちろんすべてがソン・ソンドゥクさんが考えたダンスというわけではないです。

例えば「Blood Sweat & Tears」「DOPE(쩔어)」、「FIRE(불타오르네)」のダンスは世界的な振付師であるKeone Madridによるもの。

Keone MadridはBTSだけではなく、VIXX、2PMGFRIEND(ヨジャチング)と言ったK-Popアイドルの振り付けをしていることで有名な方です。

こういった世界的に活躍する振付師からダンスをもらって、それを完成させるのはソン・ソンドゥクさんとBTSのメンバーだと考えれば良いと思います。

 

BTSのダンスにおけるソン・ソンドゥクの役割

振付師からダンスをもらって、それを完成させるのはソン・ソンドゥクさんとBTSのメンバーだと申し上げたのですが、実際に振付師の役割はどこまでなのか気になりますよね。

ソン・ソンドゥクさんのこれまでのインタビューや、アイドル業界に詳しい関係者のお話をまとめると、新曲のパフォーマンスができるまではこのようなプロセスが必要です。

まずは曲が出来ると、振付師がそれに合ったパフォーマンスを考えます。

その後、メンバーに新しい振り付けを教える作業に入りますが、BTSのようにデビューして数年も経つグループだと、新しい振り付けを覚えるのはわずか1~2時間ほど。

BTSのダンスなんて、数週間かけても覚えられなーいって感じしますが、やっぱここはプロですからね。

それにアイドルはみんなの想像をはるかに超えるぐらいスケジュールびっしりなので、振り付けを覚える物理的な時間もないことも多く、覚えないといけない状況もあるんですって。

そうやって短時間で振り付けを覚えると、そこからが一番大事な‘磨き’の作業だそうです。

いわゆる練習ですね。

パーフェクトなパフォーマンスになるまで何度も何度も、繰り返しやってみるんです。

練習がどれだけ大事かはソン・ソンドゥクさんもインタビューでこのように語っています。

 

「練習は本当にたくさんやる。すべては練習の結果である。アイドルグループはどれだけ忙しくてもダンスの練習時間だけは確保している。

新曲発表前はすべての時間を練習にかけるし、活動している時も最大限できるだけ時間を作って全部練習をする」
引用: https://goo.gl/SSHk1v

 

 

またここで、BTSほどの実力のあるグループは、ここでメンバーの意見も聞き入れて、修正していくこともあるとのこと。

振付師がダンスを作りますが、それをBTSらしいもの・BTSのオリジナルのものにするのはやっぱりメンバーだと言えるでしょうね。

 

BTSのダンスに日本人振付師は関わっているか?

ここまでBTSの振付師やパフォーマンスの作り方について説明してきたんですが、BTSの日本のファンなら、日本人の振付師はいないかどうか気になりますよね。

最近では日本人ダンサーがK-Popアイドルの振り付けを担当することも増えていますしね。

例えばBTSの先輩になる少女時代、SHINeeなども、日本人ダンサーである仲宗根梨乃さんに振付をつくってもらっています。

BTSはダンサーであり、アーティストであり、振付師であるRIEHATAさんにいくつかの曲のダンスを担当してもらっています。

「MIC Drop」、「Airplane Pt.2」、「Anpanman」などがさんがダンスを担当した曲で、歌のメロディーとBTSメンバーたちの個性が上手く表現されている素敵なダンス!

とくに「Anpanman」は世界的なスターでありながらも、今時の20代の男の子らしい、BTSの魅力を最大限引き出している感じがします。

????RIEHATA/QUEENOFSWAG????さん(@riehata)がシェアした投稿

ちなみにRIEHATAさんは、世界的にも有名なダンサーさん!

K-Pop界でいうとBTSだけではなく、BoACLTWICEなどの振付けを担当していて、韓国のダンスサバイバル番組にも出演したこともあります。

BTSとはこれまで何度もお仕事してきたし、今後ももっともっと色んな曲やステージでRIEHATAさんとBTSのコラボを見る機会があるかもしれませんね。

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K-POP ビッグヒット 防弾少年団/BTS

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